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なまぐさ坊主の聖地巡礼

プロフィール

ホンジュン

Author:ホンジュン
日蓮宗の小さなお寺の住職です。
なにしろ貧乏なお寺ですので、松井秀樹や本田圭佑で有名な星稜高校で非常勤講師として2018年3月まで世界史を教えていました。
 毎日酒に溺れているなまぐさ坊主が仏教やイスラーム教の聖地を巡礼した記録を綴りながら、仏教や歴史について語ります。

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さよならミャンマー

8月23日(金)


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 午後3時20分、アウンサン・マーケットへ。正面中央のドームのある入口の建物は、イギリス植民地時代の1926年に建てられたそうだ。

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 2階建ての建物とその周囲には1000を超える店舗が所狭しと並んでいて、迷子になりそうだ。日本人女性がミャンマーの伝統菓子をアレンジしたクッキーが有名らしく、皆さんその店に行ってしまった。僕はまったく興味がないので、奥さんとブラブラ。チャットがまだ余っているので、欲しくもないのに、シュエダゴン・パゴダのマグネットを1,300チャット(100円)、Tシャツを5,000チャット(385円)で買った。

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 奥さんも同様にチャットを無くすために、チンロン・ボールと竹編みの籠を買った。

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 その後、向かいにあるスーパーマーケットへ。皆さんへのお土産用にアラビカコーヒーなどを買い、空港へ。

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 午後6時、空港前にある「シーズンズ・オブ・ヤンゴン・ホテル」内にある中華料理店「多縁閣」で夕食。

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 まずは、魚の蒸し料理。

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 肉じゃがかな。

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 昆布のスープ。

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 鶏の蒸し料理。

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 椎茸と豆腐のあんかけ。

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 瓢箪か? 

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 海老の塩茹。どれもこれも美味い。ミャンマーで食べた料理の中で中華料理が一番美味かったというのは、なんとも皮肉なもんだ。

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 午後7時30分、夕食を済ませ空港へ。午後9時45分、全日空814便は定刻通りテイクオフ。

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 午後10時30分、軽食。ポテトチップスをつまみにウィスキーのロックをダブルで。ほろ酔い加減で、おやすみなさ~い。

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 おはようございます。軽い朝食は、「鶏肉と野菜煮」か「プレーンオムレツ グリルベーコン添え」を選べますが、僕はオムレツをチョイス。

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 夜が明けて来ました。午前7時に成田到着。羽田を経て、午前11時30分、小松に到着。濃密な一週間でした。次回はベトナムとカンボジアとのこと。期待してお金を貯めましょう。でも、2021年にコロナ騒ぎが終息してるのかな~。(おわり)

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【 2020/04/21 05:24 】

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シュエダゴン・パゴダ②

8月23日(金)

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 暫く休んだんで元気出ました、次行きましょうか。こちらではお説教ですね。聴衆がえらいたくさんいて、静かに耳を傾けていますね。僕もたまに説教するけど、これぐらいいてくれると張り合いがありますね。

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 なかなか偉いお坊さんみたいですね。長老と呼ばれる坊さんなんでしょうか。日本でも最近テーラワーダ仏教の名で上座部仏教の人気が上昇して来ている。瞑想も人気あるしね。でもね、上座部仏教ではブッダになることを目指さない。それはやはりブッダ釈尊の本意ではないと思うよ。

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 少しお話しを聴いてみた。でも、ミャンマー語だから分かる訳がない。大きな図も示されているけど、文字も読めない。右上が1で時計回りに1→2→3→4となってるから、「生老病死」の話しか、「苦集滅道」の四諦の話しかね。なんも分からないんで、5分ほど聴いて諦めた。

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 鐘を衝く奥さん。

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 僕は写真を撮るのに余念がない。

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 お顔の白いブッダ像。

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 こちらは寝釈迦。足許が見えないから断定できないけど、目をパッチリ開けておいでだから、涅槃像ではなく、横になっているブッダだ。日本には寝釈迦像はないけど、スリランカでもたくさん見た。ここも信者さんでいっぱいだ。

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 大仏塔。何遍見ても飽きることはない。

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 こちらの祠にはたくさんの仏旗がかかっている。仏旗は世界仏教徒連盟(WFB)が結成され、スリランカでの第1回世界仏教徒会議が開かれた1950年に、正式に「国際仏旗」として採択された。

 『小部経典』の「無礙解道【むげげどう】」に、ブッダが力をはたらかせる時、ブッダの体から青・赤・白・樺(橙)および「輝き」の6色の光が放たれる、と書かれていることに由来するデザインなんだけど、知ってた?

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 深々と頭をさげて、何をお祈りしているのだろうか。

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 こりゃまた、でかい銅鑼だね~。

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 高さ10m以上もあるブッダ像。紐を引っ張ると、ブッダの頭の上にある布が前後に揺れて、ブッダに風を送る。僕も紐を引っ張って、ブッダを煽いであげた。

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 シュエダゴン・パゴダの北東に安置されているガルーダ。僕の誕生曜日である日曜日の守護動物だ。ガイドのゼイヤ君に正式なお参りの仕方を習って、やってみた。

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 まずは祭壇に置かれた仏像に水をかける。

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 本当は年齢の数をかけるのが正式らしいが、66杯のかけると時間がかかるので、1杯を10杯分として、12杯水をかけた。次に仏像の背後に安置されている守護神に水かける。

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 最後に守護動物に水をかけてお参りして、お終い。昨年は喉頭蓋炎などというとんでもない病気にかかり、喉に穴を開ける羽目になったので、無病息災をお祈りした。

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 若いカップルが花を手に一生懸命祈っている。子供が授かるようにお願いしているのかな。


 1時間ほどかかって1周したが、何体の仏像があったのだろうか。腹一杯になっちゃった。ゲップ。さあ、あとは買い物だけだ。(つづく)

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【 2020/04/17 05:34 】

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シュエダゴン・パゴダ①

 8月23日(金)

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 午後1時、シュエダゴン・パゴダに到着。シュエダゴン・パゴダはヤンゴンの北、シングッダヤの丘の上に立つ。南参道口から104段の階段を歩いて上るか、エスカレーターやエレベーターを使って上る。僕らはエスカレーターを使った。

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 黄金に輝くシュエダゴン・パゴダが見えてきた。青空ならもっと黄金が映えるだろうに、残念ながら今日は厚い雲が空を覆っている。まあ、今は雨季だから雨が降らないだけでも、良しとしなければね。

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 この仏塔の歴史は、今から2600年以上も昔に遡ると言われている。言い伝えによれば、タポゥタとパッカリという兄弟の商人が、インドでブッダと出会って8本の聖髪をもらい受け、紀元前585年にこの地に奉納したのがシュエダゴン・パゴダの起源とされている。

 歴史的にはあり得ない話しだが、ミャンマーの人々はかたく信じて疑わない。考古学の研究によれば6〜10世紀の間に建立されたと考えられている。何度もの地震に耐えてきた現在の仏塔の原形は、15世紀中期に時の権力者でバゴーの女王シンソープによって完成されたとされる。

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 仏塔を取り巻く回廊に出た。まず目に飛び込んで来たのが見事な菩提樹。シュエダゴン・パゴダには全部で6本の菩提樹があるそうだ。なんか、ミャンマーに来て初めて菩提樹を見るよなう気がするが、あっても気づかなかっただけかな。

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 林立する仏塔。この写真だと、どれが中心の仏塔か分からないと思うけど、左から2番目がそうだ。

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 こうして見るとよく分かる。中心の大仏塔を取り囲む仏塔は、大小60余りもある。彦摩呂風に「パゴダの宝石箱や~」(古いか)。

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 天を衝くような大仏塔は高さ99.4m、基底部の周囲は433m、使われている金箔の数だけでも8688枚と言われている。

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 スリランカ最大の仏塔はアヌダーラプラにある写真のルワンウェリ・サーヤ大塔。創建時は110mあったそうだが、現在は55m。シュエダゴン・パゴダの高さはその約2倍もある。

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 驚くのは高さだけではない。塔の最頂部には1個76カラットのダイヤモンドをはじめ、総計5451個のダイヤモンドと1383個のルビー、他にも翡翠などの宝石がちりばめられているんだってさ。すべてこの国の善男善女の寄進によるもんだってんだから、この国の人々の信仰心がいかに厚いかということだ。

 総額、いくらぐらいかね?検討もつかないが、盗まれる心配はないのかな~。ミャンマーの人でそんな罰当たりはいないだろうけど、国際窃盗団なんかが狙わないかね。まあ、もっとも、誰の目にも入らずに、99mの塔を上って、盗めるかが問題だけどね。

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 大仏塔の周りを右回りにお参りする。これ、右繞【うにょう】と言って、インドから伝わった風習で、敬意を払う対象に対しては必ず右肩を向けて、時計回りで周り礼拝する。前も話したっけね。

 どの宗教も祈る姿は美しい。


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 このおばちゃんはお供えを載せるのに、携帯用テーブルまで持って来ている。

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 このおじさんはえらい分厚いマットを持ってのお参りだ。五体投地でもするんかな。

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 空が少し明るくなって来た。僕のお経の力だ。南無妙法蓮華経。

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 両側に立つ白い基壇を持つ建造物は花のようにも見えるけど、日本でいう常花なのかなあ?仏塔ではないよね。

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 これも面白いね、ブッダ像がライオンに守られてるけど、両側の柱の脇に立つ人物?が問題。右側は上のほうにBrafmaと書いてあるので、インドのブラフマー神、日本では梵天【ぼんてん】の名で知られる、仏教の守護神だ。帝釈と並んで釈尊の脇侍になることが多いので、左側は帝釈天【たいしゃくてん】ということになる。帝釈天は蓮の花を手に持ってるよね。

 面白いのは、右側の梵天だ。子供を抱いてるよね。子供を抱いた仏像と言えば鬼子母神が一般的。水子観音を思い浮かべる方もいると思うが、あれは最近登場してきた観音さんで、本来あんな観音さんは存在しない。

 子供を抱いた梵天なんで初めて見たよ。男の子が欲しければこの像に祈るんだってさ。女こ子が欲しければ蓮を持っている帝釈天に祈るそうだ。

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 2人の人間?いるの分かるかな。

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 拡大したのが、この写真。尻尾も生えているし身体はどう見てもライオンだ。顔は人間で身体はライオンと言ったら?そう、スフィンクスだよね。ミャンマーにスフィンクスがいた~~~。

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 これは前にもお話しした過去仏のKawnagammana(コーナゴン)仏だ。

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 ここでも熱心にお参りしている。これで、ようやく半分ほど回ったことになる。もう疲れたんで、続きはまた今度ね。(つづく)

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【 2020/04/14 05:34 】

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再びヤンゴンへ

8月23日(金)

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 今日は朝早い飛行機でヤンゴンに戻るので、午前6時15分に朝食。シャンヌードルなるものを頼んでみた。麺は米の麺でもちもちしていて美味い。本当は屋台なんかで食べたほうが美味いんだろうけど、グループ旅行だとなかなかそうはいかない。

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 シャンヌードルはこの兄ちゃんに作ってもらった。

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 その他に焼きそば、ソーセージ、ポテト、オムレツ、クロワッサン。欲張って取って来たけど、半分しか食えなかった。

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 午前7時、ヘーホー空港に向けてホテルを出発。1時間余り走ったところで、踏切でストップ。遮断機が下りている。ということは列車が通過するということだ。ゼイヤ君の話では列車に遭遇することは滅多にないそうで、非常にラッキーだとのこと。全員バスから降りて列車が来るの待つ。

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 ミャンマーではバスと同様、鉄道でも日本で不要となった中古車両が数多く譲渡されているそうだが、このディーゼル機関車はどうなのだろうか?鉄道オタクなら分かるんだろうけどね。

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 写真を写すのに夢中で気づかなかったが、前の車両の窓を開けて外人さんが手を振っている。あっ、僕らも外人か。もとい、欧米人が手を振っている。

 ちなみに、ミャンマーはインド・中国など5カ国と隣接しているが、どこの国とも鉄道は繋がっていないそうだ。軍事政権が長く続いたからなんだろうけど、まるで鎖国だね。

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 午前8時45分、ヘーホー空港に到着。ヤダナポン航空132便でヤンゴンに帰る。ヤダナポン航空のワッペン。行って来たあとだから、マンダレーの王宮がデザインされているって分かる。

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 チケットにもマンダレー王宮のデザイン。また自由席だから、乗り過ごさないように注意しなきゃね。あっ、ヤンゴンは終点か。

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 午前9時45分、予定より少し早くテイクオフ。ヤンゴン空港には午前10時50分に着いた。折角早く着いたのだが、なかなか荷物が出て来ず、空港を出るのに1時間近くもかかってしまった。

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 30分ほど走り、シュエダゴン・パゴダ近くの「Padonmar Restaurant(パドンマー レストラン」へ。

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 緑に覆われた落ち着いた佇まいのレストランだ。

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 店内の雰囲気もいい。

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 豆腐の煎餅。これがなかなかいける。これをつまみに、まずはミャンマービール。
 
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 ミックス・ベジタブル・スープ。パクチー入り。

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 お茶の葉のサラダ。

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 空芯菜の炒め物。

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 ビーフカレー。
 
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 瓢箪とチキンのカレー。

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 デザートは焼きバナナのケーキと西瓜。今までと余り変わりのない料理だが、これが最後のミャンマー料理。まあ美味しかった。

 数々のパゴダを巡って来たが、これから、ミャンマー最後の巡礼地にして、ミャンマー最大の聖地シュエダゴン・パゴダに向かう。(つづく)

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【 2020/04/10 05:27 】

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インレー湖④ーファウンドーウー・パゴダ

8月22日(木)

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 午後3時40分にガーペー僧院を出て、20分でファウンドーウー・パゴダに着いた。ファウンドーウー・パゴダはガーペー僧院と同じく水上僧院だが、規模がまったく違い、こちらは随分大きい。「ファウンドーウー」というのは「筏」のことで、バガン時代に王が筏でやってきて降りた場所とされている。

 安置されている仏像は13世紀のものということで、かなり古いパゴダなのだが、建物そのものは1952年に建てられた新しいものだ。とは言っても僕の生まれた年だから、67年も前のことになる。

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 まずは花を買い求める。最近墓参りするのに花持って来ない人が増えたけど、花・線香・蝋燭は墓参りの必須アイテムですよ。

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 2階中央の祭壇(と『地球の歩き方』に書いてあるけど、仏像が安置されているのだから須弥壇が正しい)に、ミャンマーで超人気の仏像が5体安置されている。光って良く見えないので、前に出てみよう。

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 おっとっと、こんな看板が。また女人禁制かよ。もうそろそろ、女性差別は止めなさいよ。女性を禁止する明確な理由なんかないでしょ。伝統だから、というのは理由にならないよ。

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 プラスチックのカバーが光って、良く見えないね。

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 仕方ないんで、皆さんに良く分かるようにネットから拝借して来た。有り難い仏像だと聞いていたけど、金色のダルマじゃないか。なんで、こんなものが有り難いんだ。

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 実は、これが昔の仏像の写真。なんとか仏像の原形は留めているが、金箔が貼られて顔なんかノッペラボウになっている。そう、この後もどんどん金箔を貼られて、その結果、ダルマさんみたいになっちゃったという訳だ。マハムニ僧院の仏像も金箔貼られ過ぎてぼこぼこになってたけど、この仏像も凄い。ミャンマーの人はどんだけ金箔貼りが好きなんだろうね。

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 毎年10月の満月に合わせてファウンドーウー・パゴダ祭りが行われる。伝説の鳥カラウェイを模した黄金の船に4体の仏像を載せて、インレー湖周辺にある20の村々を巡回するそうだ。

 
以前は、5体とも載せて湖を巡っていたらしいが、1965年の祭りの時に、途中で船が転覆し、1体が行方不明になっちゃった。ところが、翌朝、行方不明になった仏像が頭に水草を付けた状態で寺院に戻っていたんだってさ。で、それ以降、1体の仏像は門外不出にしたそうだが、ファウンドーウーパゴダには不思議な力があると信じられるようにり、超人気のお寺になったらしい。

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 午後4時20分にファウンドーウー・パゴダを出て、蓮の織物工房に向かう。インレー湖の浅瀬には高床式の水上家屋が続く。インダー族の家屋は藻や水草が集まってできた浮き島(チュン・ミョー)を集めたものを土台とし、その上に湖岸の土や固定の泥を載せて水中に沈め、浮き島に杭を立てて家屋を建てる。

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 水上生活者は15万人。生活用水はもちろんインレー湖の水だ。洗面、沐浴、炊事、洗濯などはすべて水上の家から下へ降りて来て行なわれる。トイレも水洗といえば、聞こえは良いが、そのままインレー湖に流される。それが、魚の餌になったり、畑の肥料になったり。
 
 しかし、近年、合成洗剤やシャンプーの使用など生活様式の変化、浮畑栽培で使用される化学肥料や農薬等による水質汚染が進み、その水質は生活・飲料水に適さないようになって来ているそうだ。

 ミャンマーの民主化が進めば、この地域にも近代化の波が押し寄せて来る。便利さを追い求めるようになれば、彼らの生活も一挙に崩壊してしまうかも知れない。

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 そんなことを考えているうちに、20分ほどで蓮の織物工房に着いた。蓮の布は50年ほど前に、古くから高貴な花である蓮で作った僧衣を高僧へ寄進するために開発されたそうだ。近年、イタリアのファッションブランドがこの生地を使ったことで、人気爆発。もともと高価だったものが、どんどん値上がりして、現在は1m300ドルもするそうだ。

 先ずはインレー湖で採れた蓮の茎を折って引っ張り、粘りけのある繊維を取り出す。

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 この繊維を何本も縒りあわせて糸を作る。

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 これを昔ながらの機織機で織って出来上がる。蓮の生地は1メートルの布を作るために約1万本の蓮の茎が必要なために、大量生産ができない非常に難しい貴重な生地で1年間に約400メートルしか生産出来ないそうだ。

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 おやっ、シャトルだ。日本語だと杼【ひ】。経糸【たていと】の間に緯糸【よこいと】を通すのに使われる道具だが、1733年にジョン=ケイは「飛び杼」(flying shuttle)を発明し、産業革命がおおいに進展した。このシャトルを1ついただければ、産業革命の授業に使えるのになあ。あっ、そうか。もう引退したんだった。

 蓮布の値段は1m290ドルと弱冠安くはなっているが、それでも高くて買えない。その上、布にはまったく興味がないので、時間をつぶすのに苦労した。

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 午後5時15分に工房を出て、20分あまりでホテルに着いた。ミャンマー最後の宿は「Amata Garden Resort 」。

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 ホテルはインレー湖の東岸にあり、緑に囲まれている。

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 蘭の一種だろうか。うす紫の花が美しい。

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 おやっ、タケノコが生えている。季節は夏なのにね。調べてみたら、ミャンマーのタケノコは雨季の始まりと共に芽を出し、本格的な雨季となる6月上旬から9月下旬が最盛期なんだって。

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 こちらがフロント。見事な鉢に蓮が植えてあり、羨ましい。うちのお寺でも蓮を育てているが、今年は紅蓮は花をつけたが、白蓮は花をつけなかった。

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 こちらがレストラン。

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 なかなかゴージャスだ。

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 午後7時30分より夕食。この地方のシャン料理ということだが、やはり不味くはないが、美味くもない。これからミャンマーの観光客は増えていくだろうから、誰でも口に出来る料理よりも、これがミャンマーだという個性を協調したほうがいいと思うけどな。(つづく)

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【 2020/04/07 05:38 】

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