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なまぐさ坊主の聖地巡礼

プロフィール

ホンジュン

Author:ホンジュン
日蓮宗の小さなお寺の住職です。
なにしろ貧乏なお寺ですので、松井秀樹や本田圭佑で有名な星稜高校で非常勤講師として2018年3月まで世界史を教えていました。
 毎日酒に溺れているなまぐさ坊主が仏教やイスラーム教の聖地を巡礼した記録を綴りながら、仏教や歴史について語ります。

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インド洋の真珠スリランカー象の孤児院②

8月1日(火)

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 正午になると水浴びをしていた象さん達がいっせいに孤児院に帰ります。40頭以上の象がパレードする様子は日本では絶対に見られない光景です。みんなシャッターチャンスを逃すまいと、いっせいにカメラを構えて待ちます。

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 僕もカメラを構えようとしたら、おっさんがビニール袋に入れた果物を持って来た。なるほど、象さんにあげろということだ。8個で200ルピー(150円)。高いのか安いのか分からんけど、とにかく買った。見たこともない果物で、奥村君に聞いたらマンゴスチンだそうだ。「果物の女王」とされる高価な果物で、こんな高級品は象は食べないだろうとおっしゃる。

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 ホテルに帰ってから残った1個を食べてみたら、これま何とも繊細な味で美味い。楊貴妃が好んで食べたという茘枝【ライチ】に似た味だった。

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 僕の手から象が鼻先でマンゴスチンを取るところは自分では撮せないないので、カメラを奥さんに渡した。奥村君は食べないだろうと言ったけど、まあとにかく象の鼻先にマンゴスチンを差し出してみた。

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 流石に目の前に来た象はでかい。おっかなびっくりでマンゴスチンを差し出したら象が起用に鼻でこれをつかんだ。今がシャッターチャンス。撮って撮ってと大声で叫んだけど、シャッターを切る前に象が行ってしまった。
 
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 その後、何回がやってみたけど、なっちゃんの撮った写真がこれ。肝心のところが写っていない。 

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なっちゃん、この写真近すぎ。しかし、でかい図体してるのに、目はちっちゃいね。本当の話かどうか知らないけど、北杜夫がここに来て象さんを1頭400万円で買ったそうだ。でも日本に運ぶのに1,000万円かかったんだってさ。 

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 迫力ある象のパレードに満足して、午後12時20分より川縁にあるレストランで昼食。さっきまで象が水浴びしていた川を見ながら、ゆったりと食事を楽しむ。もちろん、まずはビール。銘柄はライオンビール。1881年創業の、アジアでも屈指の歴史をもつ醸造所、ライオン・ブリューワリーの定番商品だそうだ。ジョッキも冷やしてあり、飲み口もさっぱりしていて美味い。

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 カボチャのスープ。

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 メインディッシュは魚のソテー。カジキマグロ、金沢ではサワラと呼ぶ魚のようで、美味い。流石に四方をインド洋に囲まれた島国だけはある。

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 デザートはフルーツの盛り合わせ。普段は果物なんか口にしない僕でも手が出るほど、新鮮で美味い。
 
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 美味しい食事に満足してお店を出ると、象さんの置き土産がいっぱい。

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 ん、これ何の看板。象さんのお尻に100%って書いてあるけど。ELEPHANT DUNG  PAPER、象のDUNGの紙って何だ?

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 あっ、こっちの看板見たらよくわかる。象が食べて、うんちして、それを煮て作った紙か。漢字でも書いてあるから中国人がやってんのかな。臭くはないんだろうけど、流石にお土産には買わなかった。
 
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 僕が買った土産はこれ。壁にかける象さん。高さ20㎝ほどでやや小振りだけど、なかなかいい出来映えで気に入った。裏には3,500ルピー(2,625円)って書いてあったけど、値段聞いたら2,000ルピーと一挙に値下げしてきた。まあ、半分位の値段から商談始めるのが普通なんで、1,000ルピー(750円)って言ったら、OKだって。ろくな商談もしないで定価の70%オフで買っちゃった。(つづく)

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【 2017/09/26 14:10 】

インド洋の真珠スリランカ  | コメント(0)  | トラックバック(0)  |

インド洋の真珠スリランカー象の孤児院①

8月1日(月)

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 昨日というか、今朝というか、午前2時に寝たのに、4時頃からゴソゴソやってる奴がいて目が覚めた。時計をスリランカ時間に合わせとけ、アホ。

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 たった2時間しか寝てないから、ふらふらで、午前6時50分レストランへ。なかなか豪華じゃないですか。

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 今朝のメニューは、チキンカレーとダールカレーに、あとは洋風メニュー。

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 それに、もう1品。エッグホッパー(Egg Hopper)という、スリランカの名物料理。スリランカではビッタラ・アーッパという。米粉にココナッツミルクと塩を混ぜ、ココヤシの花でつくったにごり酒を入れて発酵させた生地を、特製の鍋でお椀型でクレープのように薄く焼き、その中に卵を落としたスリランカの家庭の朝食の定番だそうだ。周りはパリパリとして香ばしいのに、中心部はもちっとした蒸しパンようで、なかなか美味い。

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 エッグホッパーは、このおばちゃんに焼いてもらった。

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 美味しい朝ご飯に大満足。ごちそうさまでした。それにしても、下痢してるのによく食べるね。

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 午前8時45分、ピンナワラにある象の孤児院に向けてホテルを出発。おや、バスのワイパーに火のすいた線香がささってる。きっと交通安全祈願だね。さすが、仏教国。

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 2時間程走って、11時5分に象の孤児院に到着。ん、入場料が外国人は2,500ルピー(1,.875円)で、SAARC(南アジア地域協力連合)、つまりスリランカ人やインド人なんかは700ルピー(525円)で、4倍弱か。どこに行っても外国人はぼったくられるけど、パキスタンのジョーリアン遺跡は20倍だったから、まだましなほうだ。

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 まずは、おしっこ。TOTOの便器かと思ったら、OTTOだった。これ、パクリ?

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  島国スリランカには、もともと3万頭近くのアジアゾウが生息していたそうだ。ところが、1815年にイギリスの植民地となって以来、1世紀近くにもおよぶ狩猟の犠牲となったり、森の破壊で住処を追われてしまい、1960年代には絶滅寸前にまで減ってしまったそうだ。アジア象の絶滅を食い止めるため、象の孤児院は1975年に設立された。4頭から始まったそうだけど、現在は87頭の象が暮らしている。これは、人間の保護下にいる象の群れとしては世界最大の数だそうだ。

 ここでは、ジャングルで親を亡くしたり、はぐれてしまった子象、けがをして野生に戻れなくなった象などを保護して、できるだけ自然に近いかたちで世話をしている。シンハラ人とタミル人の内戦の時期には、森に仕掛けられた地雷で足を失った象もいたそうだ。

 初めから観光客を狙ったわけではなく、1985年に孤児院育ちの両親から子象が生まれてから、開放するようになったそうだ。平成25年には日本とスリランカの国交樹立60周年を記念して、ここで生まれたナマリーとミリンダが山口県の徳山動物園に寄贈されている。
 
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 この子は2歳くらいかね、なんとも可愛らしい。

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 この子は水をもらってる。あれっ、水やってる女の子、スリランカ人じゃないよ。海外から象の飼育の勉強にでも来てるんかね。

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 森の中から象に睨まれているような気がして、よく見たらトイレだった。

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 こちらもトイレ。象さんが便座に座ってるから、トイレだとすぐわかるね。でも、後ろのほうにウエットトイレットって書いてある。スリランカではウエットとドライがあって、トイレットペーパーを使うのはドライ、ウエットはお尻を水で流すタイプ。これはなかなか難しいよ。

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 お目当ての象の水浴びを見るため川に向かう途中で見かけた光景。僕もインドでニシキヘビを首に巻いて喜んだ経験がある。インドでは蛇遣い禁止されたんだけど、スリランカはまだ大丈夫みたいだね。

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 さあ、いよいよ象の水浴び。孤児院の象たちは午前10時からと午後2時からの一日2回、2時間ほど近くの川で水浴びをする。
 
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 いるいる。

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 ゾー、っとするくらいに象がいる。全部で40~50頭はいるかな~。

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 生まれて初めてこんなにたくさんの象を見て、大感激。でも、感動するのはこの後でした。(つづく)

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【 2017/09/07 17:54 】

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インド洋の真珠スリランカーやっとコロンボに到着

7月31日(月)

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 何もすることが無いので、奥さんとなっちゃんの3人で空港内の店を覗きながら、時間をつぶす。神さまの前で不謹慎な格好しちゃってるけど、僕の後ろで片足立ちしている紫色の神さまは世界史の授業でも習うヒンドゥー教のヴィシュヌ神だって。

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 実はこれ乳海攪拌【にゅうかいかくはん】というヒンドゥー教の天地創造神話を表現した彫刻なんだって。乳海攪拌はあの『マハーバーラタ』や『ラーマーヤナ』にも出てくるお話。詳しいことは省くけど、大亀クールマの背に載せた大マンダラ山に竜王ヴァースキを絡ませて、神々とアスラがこれを引っ張り合うことで、山を回転させ、その下にある海を1000年間かき混ぜて、太陽やら月が生まれたっていうお話。ヴァースキの頭のほう引っ張るのがアスラ。

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  尾っぽのほうを引っ張っているのが神々なんだってさ。もちろん帰国してから調べました。僕は尾っぽの神々しか撮さなかったんで、インドラの写真があるのは、なっちゃんのお陰です。

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 スワンナプーム空港は広さ563,000㎡、成田空港の3倍、東京ドーム12個分もあって、なんせ広い。歩き回ってもうへとへと、その上酒飲んだあとでもう喉はカラカラ。

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たまりかねて、3人でマンゴースムージーを飲んだ。3つで15ドル、160バーツ。ちょっとお高いがそんなことは言ってられない。グビグビ、グビグビ。冷たくて美味い。砂漠に水が吸収されて行くように、喉から胃へ腸へと流れ込んで行く。あ~あ極楽、と思った次の瞬間、地獄へ。突然、腸がきりきりと痛み出し、慌ててトイレに。あまりにも冷たい物を一気に入れたから、腸が耐えられなかったんだね、このあと下痢に悩まされることになった。

 コロンボに向けてのTG307便は満席で、定刻よりもかなり早く午後10時32分にテイクオフ。使っている機材はエアバスA330-300で、定員299名。僕の席は56Fで、後ろから7列目で、トイレがやや遠い。両サイドに人がいるので、夜中にトイレに行き辛い。
 
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 午後11時10分、夜食。チキンのカレー風味で、ご飯には蓮根や銀杏が入っている。下痢気味なのに、美味い。日本時間では午前2時40分、真夜中だよ。お休みなさ~い。

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 午後11時55分、コロンボのバンダラナイケ国際空港に着陸。バンダラナイケさんはスリランカ第4代首相であった夫が暗殺された後に政治家となり、1960年に世界初の女性首相となった人で、ここコロンボの出身。空港ではブッダが僕たちを迎えてくれた。さすが、上座部仏教の国ですね。空港で1万円をルピーに両替。13,387ルピーで、7ルピーはカット、13,380ルピーを渡されました。1ルピー=0.75円です。

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 ブッダに続いて僕たちを迎えてくれたのが、ガイドのジャヤンさん。ドラえもんに出てくるジャイアンと覚えてくださいですって。年齢は39歳で、12歳・9歳・3歳の3人の子持ち。18歳から29歳まで横浜に住んでいたそうで、日本語は達者なんだけど、説明に今イチ分からないところがある。

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 僕たちが、これから5日間お世話になるバス。MICRO CARS という、名前の通り小型車から製造を始めたスリランカ唯一の自国資本メーカーらしい。ドライバーはスニルさん、ドライバー助手はキールティさん。このバスに乗って、日付の変わったコロンボ空港を、午前0時57分に出発した。

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  5分程でホテルに到着。今晩泊まるのはエアポート・ガーデン・ホテル。

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 花束のレイで歓迎を受け、直立不動で喜ぶ僕。時間は午前1時過ぎ、乗り換え時間も入れて17時間の移動に疲労困憊。もう寝ます。お休みなさ~い。(つづく)


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【 2017/09/04 17:21 】

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