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なまぐさ坊主の聖地巡礼

プロフィール

ホンジュン

Author:ホンジュン
日蓮宗の小さなお寺の住職です。
なにしろ貧乏なお寺ですので、松井秀樹や本田圭佑で有名な星稜高校で非常勤講師として2018年3月まで世界史を教えていました。
 毎日酒に溺れているなまぐさ坊主が仏教やイスラーム教の聖地を巡礼した記録を綴りながら、仏教や歴史について語ります。

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インド洋の真珠スリランカースパイスガーデン

8月2日(水)
 
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 アルヴィハーラを午前11時20分に出て、5分ほどでリージェント・スパイス・ガーデンに到着。正式にはRegent Spice and Herbal Garden 。レストランが混み合う前にともかく昼飯。

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 先ずはビール。銘柄はお馴染みのライオンビール。

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 おや、新手のビールですね。スリーコインズか。日本では最近スリーコインズという300円ショップが流行ってるらしいね。六文銭なら真田の家紋だけど、三文銭ビール。ライオンビールならどこででも手に入るけど、スリーコインズはなかなか手に入らないそうだ。アルコール度数は4.5%でライオンビールより若干弱め。

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 食事はチキンカレーに温野菜と野菜入りチャーハン。

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 カレーにやや飽きて来たので、ヌードルも。

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 さらにお馴染みになったエッグホッパー。

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 もう一つおまけにパパダム。パパダムは豆の粉に水と塩胡椒を加えて練って薄く伸ばした生地を油で揚げたせんべい。これを細かく割ってごはんに混ぜて食べると、パリパリッとした食感がアクセントになってなかなか美味い。

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 昼食を終えてガーデンへ。

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 たくさんの香辛料の木々が植えられていて、マイナスイオンがいっぱい。空気もややひんやりとしていて、清々しい。

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 案内役のサニーさんの講義が始まる。この人の日本語は今イチなんだけど、リズミカルに弾むように解説する。

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 (リージェントスパイスガーデンのホームページより拝借)

 「ナツメグの▽△◇から作てあるシロップもある。どんなお腹痛いでもティースプーン2杯飲めば5分か10分で絶対治る。間違いありません。(言っていることが分からないため中略)これ自然のもの。いくら飲んでも身体に絶対悪くならない。だから、女性たちが(あとも言ってることが分からないので省略)。まあ、早い話が腹痛・生理痛・二日酔い・吐き気などの時にナツメグのシロップを飲めば絶対治ると、言っているようだ。

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 続いて胡椒についての講釈。胡椒は初め緑色、実が熟して来ると赤くなる。このまま使うとレッドペッパー。これを自然に乾かすと黒くなってブラックペッパー。皮を剥いたらホワイトペッパー。みんな同じ胡椒。唐辛子は余りたくさん摂ると身体が熱くなって、身体に悪いけど、胡椒は身体を冷やすから良いらしい。な~るほど。

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 これは香木として有名な白檀の木。政府が全部管理していて、勝手に切ってはいけないそうだ。お金持ちが亡くなると、白檀の木で火葬にするのは、インドと同じ。

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 おやっ、木の幹にくっついているボールみたいな物は何だ?これジャックフルーツという果物だってさ。和名は波羅蜜【ぱらみつ】。六波羅蜜の波羅蜜だから、なんとも仏教的な名前の果物だ。幹に直接ぶら下がってるのも変わっているけど、こいつがえらいでかい。

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 ね、僕の顔よりもでかい。長さ70cm、幅40cm、重さ40~50kgに達することもあり、世界最大の果物なんだってさ。

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 庭に植えられているスパイスやハーブについて一通り説明を聞いた後、今度はここで販売されている商品とその効能についてのレクチャーが始まった。

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 みんな真剣な顔つきでサニーさんの説明に聞き入る。なっちゃんも真剣そのもの。

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 サニーさんに渡された説明書。日本語で書かれてるんだけど、ところどころに意味不明な箇所がある。例えば、09ビャクダン油の説明「サンダルウッドオイルは不滅時間からアジア人が使用していた」、不滅時間?13ハーブ咳シロップ「慢性気管支炎、喘息、咳、扁桃腺炎や他の呼吸器疾患を硬化させます」って、疾患を硬化させたらどうなるねん?

 「説明書をゆっくり読んでください。買う買わないは別に関係ない。何か欲しいものがあれば番号にマークしてください。あとで見て良かったから買う。絶対買えとはここ誰も言いません。OK」と前置きして、サニーさんが一つ一つ商品説明をしていく。

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 商品番号14「脱毛クリーム」の人体実験。僕が実験台に。すね毛の上にクリームを塗っていく。

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 これが脱毛クリームを塗った状態。サニーさん、「自然のものしか使ってないから、痛くも痒くもないです。これで少し時間をおいてから、ティッシュで拭き取りますが、この時もぜんぜん痛くないね」。

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 「さあ、拭き取りますよ。絶対痛くないからね」と言って、クリームを拭き取った。なっちゃんが心配そうに足を押さえてくれてます。

 「痛い~~~」と叫んだのは嘘で、痛くも痒くもない。

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  あらまあ、すっきりすね毛が無くなった。これは優れもんです。これなら全身脱毛しても大丈夫です。だけど、僕には必要ない。もし欲しい方がおいでになりましたら、電話+94 66 2222052 か、regentspice@sltnet.lkにご注文ください。

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 このあと、サニーさんの最終目的、ショッピング。さあ、どれだけの売り上げになるか?さっきの脱毛クリームの影響でみなさん結構買ってますね。

 でも僕は無難なところで1袋4ドルのブラックペッパー8袋と歯周病に効くというやつ38ドルを2セット買った。10%オフなので97ドル。しかし、おつり3ドルはくれず、強引にブラックペッパー1袋を足して、100ドルにさせられちゃった。

 歯周病の薬は11月現在まだ一度も使ってませんので、効果のほどは不明です。(つづく)


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【 2017/11/23 09:55 】

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インド洋の真珠スリランカーアルヴィハーラ

8月2日(水)

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 午前9時5分、アルヴィハーラのあるマータレーに向かう。マータレーはキャンディの北26キロにある町で、1848年にはイギリス植民地支配に対する反乱(第2次独立戦争)の中心となった。

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 10分ほど走り、ビューポイントでバスを停める。キャンディ湖を中心としたキャンディの町並みが一望できる。真ん中左よりの赤い屋根の建物が仏歯寺、右よりの白い建物が僕たちが泊まったクイーンズホテルだ。

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 丘の上に建つ白い像は Bahirawakanda Buddha Statueで高さ13m、1993年に建てられたんだそうだ。

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  観光客の行くところには必ず土産物屋がいる。ここにもTシャツ売りが。何しろお互い短時間の勝負で、結局奥さんは1枚1,000円のTシャツを、3枚2,000円で買った。

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 午前10時50分、アルヴィハーラに到着。入り口の鐘を見ると何かキリスト教の教会みたいだけど、アルヴィハーラは紀元前1世紀に建立されたれっきとした仏教寺院。アヌラーダプラ、ダンブッラ、ミヒンタレーに次ぐスリランカで4番目に古い寺院だ。

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 鐘の左右には高さ数十メートルの岩山がそそり立っている。

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 右手の岩山の下部には三角形の窪みが連なっている。

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 内部を見ると油を入れる素焼きの容器があり、芯も見える。足下を照らす街路灯の役割をしているようで、現役で使用されているようだけど、夜灯りが点ったところは、さぞかし幻想的だろうね。

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 先ずは左手の第1窟から入る。そう、アルヴィハーラは規模は小さいけど、アジャンターのような石窟寺院だ。

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 この部屋のご主人は涅槃仏。ピンクの蓮が描かれた枕が何とも可愛いが、お顔もかなり女性っぽい。天井に描かれているのは曼荼羅【まんだら】のようだが、これもカラフル。

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  ちゃんと写真が撮れているか、その都度チェック。これだけ入念にチェックしても撮り忘れがあって、なっちゃんの撮った写真を使わせてもらいました。孫の存在はありがたいね。

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 第1窟は狭い空間に仏さんがひしめき合ってるけど、ちょっと気になったのが左手の白い顔のお方。そのほかの4体を見ても分かる通り、仏さんはいっさい装飾を着けない。ところがこの像はネックレスをつけてるし、宝冠をかぶってる。どう見ても菩薩像に見えるんだけど、菩薩は大乗仏教の専売特許。上座部仏教(南伝仏教)では悟りを開かれる前のブッダを菩薩と呼ぶが、大乗仏教の観音菩薩や文殊菩薩といった菩薩は存在しない。なぜか気になるが、ジャヤンさんに確認はしなかった。

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 第1窟を出て通路の奥の石段を上って進むと第2窟があり、これがお目当ての場所。えっ、何かって?気の弱い方や心臓が弱い方は、これから数枚の写真を見ないでください、危険ですから。

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 アルヴィハーラは地獄に落ちた人間が受ける責め苦を描いた地獄絵図で有名なお寺なんですね。壁面に描かれた地獄図もあるんですが、こちらは最近作られたらしい人形を使って表現した地獄。こちらは頭蓋骨をかち割られて、脳味噌が飛び出しているシーン。稚拙な人形なんですが、なんか妙に迫力がありますね。

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 こちらは、燃えさかる薪に身を焼かれ、ハンドドリルで頭蓋骨に穴を空けられてる男。こぼれ落ちる涙が哀れをさそう。

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 ん、これは何だ。よく分からん。
 
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 これは膝から下を切られてるようだけど?

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 これは大事なところを切られちゃったんだね、痛そう。きっと姦淫の罪を犯したんだろうね。それにしても、拷問を受ける奴らがみんなパンツはいてるのは変だよね。以上、地獄からの報告でした。

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 僕みたいななまぐさ坊主が墜ちるだろう地獄の世界から外に出ると、綺麗な蓮の花が咲いていて、ちょっとホッとする。

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 こちらにも涅槃仏。おばさんが一生懸命に祈ってる。

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 上を見上げると今にも落ちそうな岩が。今度地震が起きたらきっと落ちちゃうでしょうね。下を観光客が通ってなきゃいいけどね。

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 こんなところに梵鐘が。「南無阿弥陀仏」と漢字で書いてある。どうせ日本か中国の寺が寄付したんだろうね。おやっ、後ろに人が倒れている、と思ったら、昼寝してるみたいだ。嫌がらせに、一発ゴ~~~ン。

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 アルヴィハーラで最後に訪れたのが、左手奥の白い建物。この寺で一番重要な図書館だ。 

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 図書館から下を見下ろすと、この寺が随分高い場所に建っているのが分かる。

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 この図書館には多くの経典が保存されており、日本から寄贈された般若心経もあるそうだ。

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 途中で見て来た仏像の中にこんなのがあったんだけど、何してるところか分かるかな?これは、それまで口誦で伝えられてきたブッダの教えが史上初めて文字に起こされたところだ。ヴァッタガーマニー王の時代の紀元前88年のことであったと伝えられている。

 これを上座部仏教では第4回目の仏典結集としている。大乗仏教も上座部仏教も第1結集はブッダ入滅後に王舎城(ラージャグリハ)で、第2結集は約100年後にヴァイシャリーで、第3結集はさらにその100年後にマウリヤ朝のアショーカ王がパータリプトラで開催されたとしている。大乗仏教では紀元2世紀にクシャーナ朝のカニシカ王がカシミールで開催したとなっているが、経典が文字化されたとは伝えられていない。

 アルヴィハーラでパーリ語経典がシンハラ文字でパピラに書き写されたという。

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ジャヤン君が引っ張って見せているのがそのパピラ。椰子の葉を蒸して、干してからなめすと丈夫な書写材料となり、2000年以上も保存可能だそうだ。パピラという名前は古代エジプトのパピルスと似てるけど、関係あるんかな。

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 おじさんが実演してくれた。先ず鉄筆でパピラに文字を刻む。
 
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 インクの役目をするのがガドゥマの木の炭とリスナス・オイルとセラニカ・ナッツの粉を混ぜたもの。これを刷り込んでいく。

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 最後にクラッカンという米粉で定着させると、はい出来上がり。

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 僕も記念に自分の名前を書いて貰った。1枚100ルピー(75円)。

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 パピラに書かれた経典を貝葉経【ばいようきょう】というんだけど、授業で使えるかなと思ってお土産用の小さな貝葉経を600ルピー(450円)で買った。その後でどうせ書いてもらうんだったら、シンハラ文字で書いてもらったらと奥村君が言うんで、もう一度おじさんにお願いして書いて貰った(さっきの写真の下)。100ルピー払おうとしたら、貝葉経買ってくれたからサービスしとくってさ。結局、貝葉経なんて世界史の授業で使う場面が無くて、ただのお土産になっちゃった。

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 ところで、シンハラ文字って丸っこくて可愛いよね。なんで、こんな丸い形になったか?角張った文字だとパピラに鉄筆で刻む時に破れてしまうから、ま~るくなったんだってさ。なっちゃんに教えて貰いました。前もってスリランカのこと勉強して来たんだね。我が孫ながら頭が下がります。爺ちゃんより偉いぞ。(つづく)

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【 2017/11/15 17:02 】

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インド洋の真珠スリランカー仏歯寺②

8月2日(水)

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 ありがたい仏歯を拝んだあと、講堂に移動。

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 熱心な信者さんが床にひれ伏して拝んでいる。どんな宗教であれ、一心に祈る姿は美しい。

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 坊さん4人だけが柵の中にはいることを許され、読経唱題。いちおう僕が団長なんで導師を勤めさせていただいた。去年のインド旅行ではブダガヤの大塔の前で導師を勤めさせていただいて、溢れる涙を堪えきれなかったが、なぜかそんな感慨は涌いてこない。スリランカの人にとってどんなに有り難い場所であっても、やはりブッダが実際におられた空間ではないからだろうね。

 上座部仏教の仏さんに対して大乗経典の『法華経』をお読みするのは一寸違和感があったが、ブッダはそんな細かいことは気になさらないだろう。
 
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 講堂でど読経・唱題のあと、堂内を参観させてもらう。ジャヤン君が仏歯寺やペラヘラ祭について描かれた絵について説明してくれた。これはヘーマ・マーラが頭髪に仏歯を隠してスリランカに持ち込んだ時の絵かな。

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ジャヤン君には悪いけど、僕はこういう解説を聞くのが苦手。聞いても、右の耳から入って左の耳から出て行って何も残らない。だから、いつも旅行から帰ってから調べることにしている。話も聞かずにみんなの写真を撮るだけ。
 
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 これはペラヘラ祭で象さんが身につける衣装。色とりどりです。

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 お堂から外に出ると大きな屋根の建物に圧倒される。仏歯寺がもともと王族の居所であったことから、「王の集会所」と呼ばれているそうな。

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 列柱がなんとも美しい。
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 灯明台。スリランカには日本のように線香をお供えする習慣はないそうだ。

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 多くの信者さんがお供えした灯明が揺らめいて美しい。何を願ってお供えしたんだろうか?

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 展示室に飾られているラージャと名前の象の剥製。ペラヘラ祭では仏歯を背に乗せて行列する象さんがなんと言っても主役。この大役をラージャは1937年から1987年までなんと50回も努め、65歳で亡くなった。1985年には当時のジャヤワルダナ大統領から「スリランカ国宝」の指定をうけた象の王さま。そう、ラージャは「踊るマハラジャ」でご存じの通り「王さま」のことだ。

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 おやっ、日本のような鐘楼堂がある。と思ったら、案の定、東本願寺から贈られたものだそうだ。仏歯寺と東本願寺との縁は深くて、本願寺文化興隆財団の大谷暢順理事長に2010年、仏歯寺から特別名誉最高位僧階が贈られてるんだってさ。でも、せっかく贈ったのに、鐘をつくことは無いそうだ、もったいない。それこそ、鐘の持ち腐れだ。

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 仏歯寺から出た所でおめかしした集団に出会った。結婚式の記念撮影ですかね。新郎新婦とその兄弟姉妹にしては年齢的にちょっと変だし、どういう関係なんすかね。

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 仏歯寺門前の花屋さん。

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 お供え用の花が美しく並んでいます。
 
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 午前8時、仏歯寺の参拝を終えてホテルに変えると、ロビーにおめかしした少年が2人。蝶ネクタイなんか結んで、「おい少年、結婚式か?」と聞こうとしたら、ソファの美女が目に入った。

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 まあ、なんとお美しい。「ご、ご結婚、おめでとうございます。」カメラを持つ手が震えてるぞ。

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 午前8時15分、やっと朝食。5時起床だったから、お腹ぺこぺこ。今朝は洋風でまとめてみました。おいっ、ウインナー5本は多すぎんか。

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 これにもう一品、オムレツ。中身は青唐辛子とオニオン。
 
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 オムレツはこの兄ちゃんに焼いてもらいました。青唐辛子がピリピリ効いて、たいへん美味しゅうございました。(つづく)

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【 2017/11/07 17:16 】

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