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なまぐさ坊主の聖地巡礼

プロフィール

ホンジュン

Author:ホンジュン
日蓮宗の小さなお寺の住職です。
なにしろ貧乏なお寺ですので、松井秀樹や本田圭佑で有名な星稜高校で非常勤講師として2018年3月まで世界史を教えていました。
 毎日酒に溺れているなまぐさ坊主が仏教やイスラーム教の聖地を巡礼した記録を綴りながら、仏教や歴史について語ります。

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イスタンブール2日目 その4

8月4日(日)

 午後4時25分、ボスフォラス・クルーズ出航。桟橋から中型のクルーズ船に乗り込む。100人ほど乗れそうだが、われわれのグループだけの貸切。本当は夕食を楽しみながらのナイトクルーズの予定だったが、アベノミクスによる円安の影響で、お昼に乗るはめになった。ライトアップされたイスタンブールの夜景を楽しみにしていたのに残念。晋三君恨みま~す。

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 ボスフォラス海峡は黒海とマルマラ海を結ぶ全長30㎞の海峡で、この海峡の西がヨーロッパ、東がアジアになる。黒海から地中海への南下政策を進めるロシアにとっては、喉から手が出るほど欲しかった海峡である。19世紀にロシアはこの海峡の航行権を獲得しようと必死になり、それを阻止しようとするイギリス、フランスと激しい駆け引きが繰り広げられた。クルーズ船ばかりでなく、貨物船もひっきりなしに航行しており、現在でも黒海と地中海を結ぶ大動脈であることがわかる。 

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 クルーズは第2ボスフォラス大橋(正式にはファーティフ・スルタン・メフメト橋)までの往復だ。この橋は日本の政府開発援助のもとに、石川島播磨重工業と三菱重工業により建設され、1988年に完成した。同年に完成した瀬戸大橋と姉妹橋だそうだ。近年アジア側の人口増加にともない二つの橋ではまかないきれなくなり、イスタンブールのアジア側とヨーロッパ側を結ぶ地下鉄の工事が行われている。われわれが帰国したあと、地下鉄が完成し、10月29日に完成式典が行われた。日本が技術と資金を提供しており、晋三君も参列した。途中で頼みもしていないのにオレンジジュースが出て来たが、1時間20分、心地よい潮風に当たりながら、青い海と周辺の景色を堪能した。

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  一旦、ホテルに戻り、午後7時から夕食。エジプシャンバザールのすぐ隣にあるレストラン・ハムディに歩いて向かう途中、イェニィ・ジャーミィの前でチャドルを来た二人の女性を見かけた。ね~、やっぱり綺麗に見えるでしょ。

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 レストラン・ハムディの4階でトルコ最後の夕食。本当は前面にガラタ橋を中心に海が見えるはずなのだが、8月8日に迎えるラマダーン開けの祭りのためのテントが張ってあって、何も見えない。残念。まあ、美しいシネムさんが目の前に坐っているから、良しとしよう。


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 まずは、トルコに来て慣れ親しんだエフェスビールで乾杯。まあ、毎回よく飲むもんです。あきれてしまいますね。トマトのスープにナンでちびちびやっていたんだけど、だんだんお腹がふくれたので、ラクに切り替えた。ラクはアニスというセリ科の植物で香がつけられており、水で割ると臭いがきつい。チェイサーを貰って、ストレートで飲んでいたら、シネムさんの後ろにいる禿げたボーイが、「そんな飲み方をするな」と言う。大きなお世話だ。

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 フットボールのような形をしているのは、料理の名前は分からないけど、トルコ風ミンチカツだ。トルコ風ピザに最後はシシ・ケバブ。やっぱ、牛肉のドネル・ケバブよりも、羊肉のシシ・ケバブのほうが美味い。

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 充分に満足して、さあ帰り支度。おしっこに行ったら、目の前に「tottolet」の文字。思わず吹き出しそうになった。TOTOとウオシュレットをくっつけたんじゃないか。パクリ天国は中国からアジアへと蔓延しているようだ。

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 午後9時に食事を終えて、ホテルに帰る。途中、イェニィ・ジャーミィのライトアップされた2本のミナレットの間に「ラーイラーハ・イラッラー」の文字が明るく輝いている。「アッラーのほかに神はなし」か。イスラームの国にいるんだな~と、感慨にふけりながら、歩いていると、「ヘーイ」の声。トルコ名物ジェラード・アイスクリームの屋台だ。

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 添乗員の奥村君がまず最初の犠 牲になってアイスクリーム屋の兄ちゃんにもてあそばれる。アイスクリームを取ろうとしても逃げていく。噛みつこうとしても逃げていく。上へ下へと俊敏に動くアイスクリームについて行けない。周りに大勢の人だかりが出来、笑いの渦に包まれる。


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 次はうちの奥さん。あ~あ、いい年してはしゃいじゃって。酔っている勢いもあって、Kさん、Fさん、Nさん、Yさんと、次から次へとアイスに振り回されていく。僕は酔いで目が回りそうなので、遠慮しておいた。


 奥村君からサバサンド食べに行きますかとの誘い。昨日GALミュージックホールで食べたサバが不味かったので、みんなサバサンドは不味いという先入観を植え付けられてしまっている。その上、いま晩飯が終わったばかり。腹一杯で、とても食べられそうにもない。2005年の愛知万博の時にサバサンドがあったので食べて見たけど、あんまり美味くなかった。せっかくトルコに来たんだから本場の味を味わってみたいという気持ちもあるし、心が揺れ動く。どうしよう。でもトルコに来ることは恐らく二度と無い。今食べなかったら、いつ食べるの。今でしょ。ということで食べに行くことにした。志願したのは20代のYさん、50代のO君、そして60代の僕。年寄りの冷や水と言わないでください。

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 時間は9時20分。町中に出ると人、人、人、人、人の山。ラマダーン開けの祭りの前だけど、日曜日のせいか、地下道にも臨時の店が出ており、もう人だらけ。その群衆をかきわけて、サバサンドを目指す。サバサンドはもともとは漁師のまかない飯。だから、今でもガラタ橋近くの桟橋に着けた船の上で鉄板で焼いて売られている。1個6リラ(330円)。

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 パンに焼いたサバとキャベツとタマネギを挟んだだけのものだが、これが実に美味い。日本から持参したキッコーマンの醤油をひとたらししたら、もう絶品。これで酒があれば最高なんだが、残念ながら酒は置いてない。う~ん、残念。とても1個は食べきれず、奥村君に手伝ってもらいました。ごちそうさまでした。ゲップ。(つづく)

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【 2013/10/30 19:16 】

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