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なまぐさ坊主の聖地巡礼

プロフィール

ホンジュン

Author:ホンジュン
日蓮宗の小さなお寺の住職です。
なにしろ貧乏なお寺ですので、松井秀樹や本田圭佑で有名な星稜高校で非常勤講師として2018年3月まで世界史を教えていました。
 毎日酒に溺れているなまぐさ坊主が仏教やイスラーム教の聖地を巡礼した記録を綴りながら、仏教や歴史について語ります。

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ティムールの国へ

8月5日(月) 

 午前7時30分ホテルを出発、空港には8時5分に到着した。空港内は山ほどの荷物を持ったウズベク人でごった返している。トルコに買い出しにでも来ているのかな。荷物を預けるのに時間がかかって、なかなか前に進まない。いよいよ僕の番になったんだけど、重量オーバーで26キロもある。そりゃそうだわ、生徒のお土産用マグネット付タイルが150個、自分用のタイル、おまけに奥さんのドライフルーツまで入れてるんだもんね。グループ内で荷物が軽めの人とセットにしてもらって、何とかOK。そのあと安全検査に進んだところで、「森田さ~ん、スーツケース開けて下さい」の声。タイルのマグネットがひっかかったみたいだ。なにせ、150個のマグネットに、携帯やカメラの充電器、コンセント用アダプターなどのコードが一緒に写れば、時限爆弾に見えないこともないわ。せっかくきっちり梱包してあったのに、バラバラにされちゃった。くそ~。
 午前10時50分、20分遅れでウズベキスタン航空272便(HY272便)は、ウズベキスタンの首都タシケントをめざして出発した。アラハスマルドゥク(さようなら)イスタンブール、さよならトルコ。

 4時間余りのフライトで、午後4時25分(トルコとの時差2時間)タシケント空港に到着。お迎えのバスで第2ターミナルへ。バスから降りた途端に走り出すウズベク人。入国審査を受けるために並んでいると、次から次へとウズベク人が押し寄せてきて、入貢審査場は無法地帯と化してしまった。「1列に並べ」と言っても、「2列でいいんだ」と言って、人の前に出ようとする。子供連れだから先にさせろと言うおばさん達。もう大阪のおばちゃんの5倍くらい凄いおばさん達だ。絶対に前には行かせないという我々グループとまるで押しくらまんじゅう。添乗員の奥村君は顔を真っ赤にして怒っている。押され押されしているうちに、なぜかグループで僕が一番先に審査を受けることになった。パスポートと一緒に団体ビザのコピーを出すと、オリジ


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ナルでないと駄目だという。遠く離れた奥村君からO君がオリジナルを受け取って渡してくれて、何とか無事審査を通った。全員が審査を終えたのが5時30分。入国審査だけで1時間もかかっちゃったよ。ちなみに写真の団体ビザの下段のスタンプはホテルで出してくれた滞在証明書。これがないと違法滞在ということになり、多額の罰金もしくは国外強制の罪になるらしいので、ご注意。

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 入奥審査が終わったら、今度は税関。これがまた面倒くさくて、税関申告書を出さなければならない。所持している円、ドル、ユーロを申告。写真の右は出国時に提出したもので、当然お金を使っているはずだから、入国時より減っていなけければならない。増えていたら、当然問題になる。空港を出たのが、午後6時。いい加減にしておくれ。

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 アッサローム・アライクム(こんにちは)と出迎えてくれたのはザファール君。30歳独身。今回は書くことがたくさんあるので、彼については次回書くことにする。バスに乗るまでもないくらいだが、荷物があるので、バスでお隣の第3ターミナル(国内線)へ。またスーツケース開けさせられた。

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 午後7時10分、ブハラに向けて出発。ウズベキスタン航空1327便(HY1327便)は、ロシア製のイリューション114。64人乗りのプロペラ機だ。ロシア製といっても、部品はあちこちの国で作られており、組立はタシケントでやっているそうな。

 着実に乗り換えが出来るように、奥村君がイスタンブールでチケットを取ったので、席はバラバラ。僕は2列シートの窓側で、奥さんは一つ前の通路側。飛行機に乗り込むと、僕の席の隣に推定体重100キロぐらいのウズベクのおばさんが先に坐っている。窓際に坐ると窮屈そうなので、席を替わってあげようと思いチケットを見せて、「どうぞ」と言おうとしたら、さっさと窓際の席に移ってしまった。これ以心伝心。どうせすることもないし、ウズベク語で会話してみっかということで、日本で作って来た自作の「旅で使えるウズベク語」を見ながら、「アッサローム・アライクム」「メニン イスミム モリタ(私の名前は森田です)」「イスミンギス ニメ(あなたのお名前は?」と、話し始めたら、おばさん「Can you speak English?」ときた。すかさず、「No,I can't speak English.」と答えたもんだから、「You can speak English.」と返って来た。だからウズベク語で話してみたいんだって。同じ言葉が行ったり来たり。ああ、面倒くさいな。「small」と大きな声で言って、後は無言の行。苦痛の時間が1時間ほど続いた。前にいる奥さんは、なんだか楽しそうに隣の人と話している。羨ましいな~と思っていたら、奥さんから声がかかった。「前に来て、今まで撮った写真見せてあげて。」英会話が続かなくなったようだ。前に出てみると、なんと可愛

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いウズベクの女の子。名前はジーヴォーさんで、大学生だ。ブハラに帰省するらしい。もっと早くに呼んでよ。というわけで、デジカメの写真を見せながらの楽しい時間はあっという間に過ぎ、午後8時40分ブハラ空港に着いた。

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 バスに乗ってホテルに向かう途中、ザファール君が両替してくれた。20ドルが42,500スム。たった2枚の10ドル札が50枚ぐらになって、なんだか得した気分だ。100スムで5円ぐらいだ。ちなみに暑い国らしく、ミネラルウォーターは大きくて1.5リットルで3,500スム(175円)、炭酸入りもあるのには驚いた。なんだかんだで、午後9時15分、ホテルに到着。朝6時半に飯食ってから、機内食だけで腹減った。飯だ飯だ。レストランに直行。

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 まずは、やっぱりビールで乾杯。銘柄はドブリとモスコウ。何には泡のたたないものもあったが、ウズベキスタンもイスラーム国だもんね、仕方がない。

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 テーブルに並んだ料理はこんなもんかなという、野菜中心の質素な料理。

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 メインはトマト風味のラグマンかと思って聞いたら、「ナブルスケバブ ニュウデイ」という名前で特別料理だと言う。


DSC00886.jpg  

 答えたのがレストランのリーダーらしい、アクマル。こいつはいつも偉そうにレストランの隅のテーブルに坐り、足を組んでふんぞり返っている。お前、客の前で偉そうにすんなよ。明後日の朝まで、こいつの顔を見なければならない。(つづく)
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【 2013/10/30 17:36 】

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