なまぐさ坊主の聖地巡礼

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ホンジュン

Author:ホンジュン
日蓮宗の小さなお寺の住職です。
なにしろ貧乏なお寺ですので、松井秀樹や本田圭佑で有名な星稜高校で非常勤講師として2018年3月まで世界史を教えていました。
 毎日酒に溺れているなまぐさ坊主が仏教やイスラーム教の聖地を巡礼した記録を綴ってまいりましたが、定年退職した途端に喉頭蓋炎で入院。しばらくはその闘病記を綴っていきます。

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ブッダのことば その6




ブッダを知りませんか?
               


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破滅への道

 自らは豊かに暮らしているのに、年老いて衰えた母や父を養わない人がいる。ーこれは破滅への道である。

 多くの財産を持ち、黄金があり、食物がある人が、一人でいろいろなおいしいものを食べるならば、これは破滅への道である。

 生まれを自慢し、財産を自慢し、そして氏姓を自慢して、自分の親族を軽蔑する人がいる。ーこれは破滅への道である。

 女性に溺れ、酒に溺れ、賭博に溺れ、得ても得てもそのたびごとに失う人がいる。ーこれは破滅への道である。

『スッタニパータ』98~106




 『スッタニパータ』の「蛇の章」「破滅」で、ブッダは破滅への道を歩む人の具体例を12あげているが、そのうちの4つ。


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 韓国の検察当局が12月23日、大韓航空の趙顕娥【チョ・ヒョナ】前副社長(40歳)を航空保安法違反や強要などの疑いで逮捕状を請求する方針を固めた。いわゆる「ナッツリターン事件」だ。12月5日、客室乗務員がマカデミアナッツを袋のまま提供したことに激怒した趙顕娥が、客室乗務員に暴言・暴行を働き、離陸準備を始めていた飛行機を機長に命じて搭乗ゲートへ戻させた。趙顕娥は副社長を辞任したが、日頃から財閥の支配に不満を持っていた国民の怒りが爆発、大問題となった。それにしても、40歳にもなるいい大人がとる行動ではない。

 
趙顕娥は大韓航空を傘下に持つ韓進グループの趙亮鎬【チョ・ヤンホ】会長の長女。アメリカのコーネル大学ホテル経営学部、南カリフォルニア大学経営大学院を卒業後、大韓航空のホテル部門を皮切りにトントン拍子で出世して、36歳の若さで副社長となった。そして、今回の騒動。その根底には、まさしくブッダの言う「生まれを自慢し、財産を自慢し、そして氏姓を自慢する」甘い考え方がある。父親である趙会長が会見で、「私の育て方が悪かった」と謝罪したのには呆れて物が言えなかった。

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 「女性に溺れ、酒に溺れ、賭博に溺れ」は、「飲む打つ買う」の三拍子を諫めたもの。お酒の好きな僕としてはちょっと耳が痛いが、溺れているとまではいかないだろうと、言い訳をしておく。「今時、賭博なんて」とおっしゃる方もおいでだろうが、現代では投資という形で合法化され、正当化された賭博が流行している。アベノミクスによって株価が上昇したが、刻々と変わる株価に一喜一憂する姿は賭博以外の何ものでもない。

 韓国の検察当局が前副社長を逮捕する方針を固めた同じ23日、日本では東京駅で大騒ぎが起きた。東京駅100周年記念スイカの販売に予想を上回る9000人を超える人が殺到し、大混乱。8090枚を売った時点で販売が中止され、買えなかった人々が憤懣やるかたなく、なかば暴徒化した。あの東日本大震災の時に、沈着冷静に行動し、世界中から絶賛された日本人が、たかがICカードをめぐって暴徒化した。なんともやりきれない騒ぎだ。

 記念スイカの一部はその日のちにうインターネットオークションに競売に出され、販売価格の2,000円をはるかに上回る高値で取引され、中には20万円で落札された例もあったそうだ。集まった群衆の中には初めから転売目的だった連中がたくさんいたんだね。それこそ賭博じゃないですか。「濡れ手に粟」。何時の間にそんな日本人が多くなってしまったんだろうか。日本も破滅への道をまっしぐらに歩んでいなければいいが。

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テーマ:仏教・佛教 - ジャンル:学問・文化・芸術

【 2014/12/24 12:58 】

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