なまぐさ坊主の聖地巡礼
プロフィール
Author:ホンジュン
日蓮宗の小さなお寺の住職です。
なにしろ貧乏なお寺ですので、松井秀樹や本田圭佑で有名な星稜高校で非常勤講師として2018年3月まで世界史を教えていました。
毎日酒に溺れているなまぐさ坊主が仏教やイスラーム教の聖地を巡礼した記録を綴りながら、仏教や歴史について語ります。
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2月23日(火)
昨日、空港に僕たちを迎えに来てくれたのは、現地ガイドのラケシュ君、40歳。日本語専門学校を出たらしいんだけど、日本語がイマイチ。いろいろ聞こうと思ったんだけど、専門的な事は難しいみたいだ。
ついでにお話するけど、シヴァの足下にある、フライパンに載せた大砲の弾みたいな物はな~んだ?実はこれ、シヴァ神の持つエネルギーの象徴とされているリンガとヨーニ。リンガは男性のおちんちんで、ヨーニは女性の〇〇〇〇。リンガとヨーニがどういう状態かわかるよね。白い液体らしきものがかかっているけど、これが何かはご想像にお任せします。
さて、インド人はなにゆえ猫が嫌いなのか、という話だったね。インドの神さまにはそれぞれ乗り物が用意されている。さっきの絵をもう一度見てね。シヴァは白い牛に乗ってるよね。これナンディというんだけど、最強の神シヴァの乗り物だから、インド人は牛を大事にして、絶対に牛を喰わない。パールヴァティーは虎、ガネーシャは鼠に乗っている。もうおわかりだよね。インド人は大好きなガネーシャの乗り物である鼠を食べる猫は大嫌いだという訳で、猫をかってる人はほとんどいない。
昨日、空港に僕たちを迎えに来てくれたのは、現地ガイドのラケシュ君、40歳。日本語専門学校を出たらしいんだけど、日本語がイマイチ。いろいろ聞こうと思ったんだけど、専門的な事は難しいみたいだ。
朝7時、朝食。パンのようなものに、ソーセージ。カレーを3種類皿に載せたら、ミックスカレーになっちゃった。あとはマサラ・オムレツ、香辛料がたっぷり入った辛いオムレツ。これがなかなか美味い。でも、どうしてインドの卵は白いんだろうね。もちろん鶏の卵だから白身と黄身があるんんだけど、黄身が白いんだよね。白いのに黄身というのも変だけど、栄養失調かと思ったら、どうも日本と餌が違うかららしい。でもやっぱり黄色くないと美味しそうには見えない。
出発まで時間があるので、ホテルの周りを散策してみた。アショック・カントリー・リゾートは家族経営のホテルだそうで、なかなか落ち着いたいいホテルだ。農家風の建物もあるけど、隣には有機栽培の農園もあって、ホテルで使う野菜はそこで作られているらしい。
庭も綺麗に手入れされていて、美しい花が咲いている。
ホテルの前の道。午前8時だから、車や自転車で出勤だ。
おや、猫がいる。インドにはもう6回も来てるんだけど、今まで1回も猫を見たことがない。
犬ならしょっちゅう見る。走り回っている元気な犬もいるが、ほとんどの犬は死んだように寝ている。腹が減ってるのか、暑くてたまらないのか知らないが、足を投げ出して、まるで無気力。観光客がたくさん通るところに寝ているから邪魔で仕様がない。
犬の話はさておき、なぜ猫を見ないのか?実はインド人は猫が嫌いなんだって。なぜ嫌いかって?じゃあ、その話をしよう。
犬の話はさておき、なぜ猫を見ないのか?実はインド人は猫が嫌いなんだって。なぜ嫌いかって?じゃあ、その話をしよう。
さあ、これがインド人が敬愛してやまない最強、最高家族のシヴァ・ファミリーだ。お父さんのシヴァとお母さんのパールヴァティー、そして真ん中に長男のガネーシャ。ガネーシャは商売繁盛と学問の神として、大人気の神さまだ。ちなみに日本では歓喜天、聖天さまとして信仰されている。ガネーシャは象の頭をしているけど、な~んでか?ちょっと話が長くなるよ。
パールヴァティーが身体を洗って、その身体の汚れを集めて人形を作り、それに命を吹き込んで自分の子供を産んだ。これがガネーシャだ。な~んだ、ガネーシャって垢の塊なんだね。
お母さんがお風呂に入っている時、ガネーシャはお母さんの命令で誰も入って来ないよう見張りをしていた。そこにシヴァお父さんが帰ってきた。ガネーシャはお父さんとは知らず、入室を拒んだ。怒ったシヴァがガネーシャの首を切り落として、遠くに投げ飛ばした。
「なんてことするの。あなたの子よ!」とパールヴァティーに言われ、自分の子だと知ったシヴァは投げ捨てた我が子の頭を探しに西に向かって旅に出かけた。ところがなかなか頭が見つからない。面倒くさくなったシヴァは、最初に出会った象の頭を切り落として持って帰り、ガネーシャの頭として取り付けて復活させた。めでたし、めでたし、という訳だ。
パールヴァティーが身体を洗って、その身体の汚れを集めて人形を作り、それに命を吹き込んで自分の子供を産んだ。これがガネーシャだ。な~んだ、ガネーシャって垢の塊なんだね。
お母さんがお風呂に入っている時、ガネーシャはお母さんの命令で誰も入って来ないよう見張りをしていた。そこにシヴァお父さんが帰ってきた。ガネーシャはお父さんとは知らず、入室を拒んだ。怒ったシヴァがガネーシャの首を切り落として、遠くに投げ飛ばした。
「なんてことするの。あなたの子よ!」とパールヴァティーに言われ、自分の子だと知ったシヴァは投げ捨てた我が子の頭を探しに西に向かって旅に出かけた。ところがなかなか頭が見つからない。面倒くさくなったシヴァは、最初に出会った象の頭を切り落として持って帰り、ガネーシャの頭として取り付けて復活させた。めでたし、めでたし、という訳だ。
ついでにお話するけど、シヴァの足下にある、フライパンに載せた大砲の弾みたいな物はな~んだ?実はこれ、シヴァ神の持つエネルギーの象徴とされているリンガとヨーニ。リンガは男性のおちんちんで、ヨーニは女性の〇〇〇〇。リンガとヨーニがどういう状態かわかるよね。白い液体らしきものがかかっているけど、これが何かはご想像にお任せします。

さて、インド人はなにゆえ猫が嫌いなのか、という話だったね。インドの神さまにはそれぞれ乗り物が用意されている。さっきの絵をもう一度見てね。シヴァは白い牛に乗ってるよね。これナンディというんだけど、最強の神シヴァの乗り物だから、インド人は牛を大事にして、絶対に牛を喰わない。パールヴァティーは虎、ガネーシャは鼠に乗っている。もうおわかりだよね。インド人は大好きなガネーシャの乗り物である鼠を食べる猫は大嫌いだという訳で、猫をかってる人はほとんどいない。
話が長くなっちゃった。バスに乗り遅れるぞ、急げ~。
バスに乗ろうとしたら、なんか変なものがぶら下がってる。なんだこりゃ。運転手さんに聞いたら、魔除けだって。悪魔は酸っぱい物、辛い物、黒い物が大嫌いなんだってさ。そこで黒い糸に、ライムと青唐辛子をぶら下げてるというわけだ。
これがあれば、道中安全は間違いなし。でも空港までだけどね。さあ、出発~つ。(つづく)
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これがあれば、道中安全は間違いなし。でも空港までだけどね。さあ、出発~つ。(つづく)
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