なまぐさ坊主の聖地巡礼

プロフィール

ホンジュン

Author:ホンジュン
日蓮宗の小さなお寺の住職です。
なにしろ貧乏なお寺ですので、松井秀樹や本田圭佑で有名な星稜高校で非常勤講師として2018年3月まで世界史を教えていました。
 毎日酒に溺れているなまぐさ坊主が仏教やイスラーム教の聖地を巡礼した記録を綴ってまいりましたが、定年退職した途端に喉頭蓋炎で入院。しばらくはその闘病記を綴っていきます。

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祈りと混沌の世界ーベナレス②

2月24日(水)

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 さあ、ヒンドゥー教徒の沐浴風景見学に出発しよう。今日は幸いなることにプルニマ(満月の日)で、おまけに水曜日はシヴァ神の息子ガネーシャの日だってさ。

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 赤いバラと黄色いマリーゴールドの花びら。これを何に使うかって?

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 船に乗ったらまず初めに行う儀式がある。花を飾ったローソクに火をつけてガンジス川に流すんだ。日本なら灯篭流しというところだが、先祖供養のためではない。神さまにお祈りするためのお供えだ。小さな船だと水面まで近いから、水面にそっと置けるんだけど、団体客が乗っている船だと水面まで距離があり、そのうえに波があって、すぐにひっくり返ってしまう。

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 用心深く水面に投下。みごと成功。長男夫婦に子供が授かるように祈った。パールヴァティーは安産と子宝の神さま、ガネーシャお願いだからお母さんにお願いしといて、子供が出来ますようにって。

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 どこからともなくカモメの大群が現れたと思ったら、旅の仲間が餌を投げている。餌を売りに来た奴がいて、そいつから買ったらしい。かけ声とともに餌を空中に投げるとカモメが群がってくる。ヒッチコック監督の「鳥」の1シーンを思い出すほどのカモメの数。みんな面白がって、餌をバンバン投げる。

 8年前に来たときにガンジス川にカモメがいたかどうかは覚えていないけど、カゴメの餌を売る奴はいなかった。賢い奴がいて、新しい商売を考えだしたんだね。まあ、奈良公園で鹿煎餅売っているのと一緒か。冬場になると金沢の橋場町あたりの浅野川にもカモメが群れてるから、観光客相手に商売した儲かるかも知んないね。

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 ところで、このカモメ、ユリカモメだよね。黒頭巾をかぶったようなのがいるけど、これは夏羽なんだそうだ。でも、カモメという鳥は海鳥だよね。なんで川にいるの?調べてみたら、かなり内陸部まで飛来してくるそうで、京都の鴨川あたりにもいる。ポーランドのワルシャワは河口から300キロもあるけど、飛来するそうだ。でも、ベナレスはベンガル湾から1200キロもある。これ、本当にユリカモメ?川カモメという新種の鳥じゃないの。

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 あっ、そうだ。ガンジス川にはカワイルカというのが棲息している。普通のイルカよりも目が小さくて、口が尖ってる。これの餌付けに成功したら、世界中からツアー客が押し寄せて、儲かるんじゃないかな。近畿大学と協力してやってみるインド人はいませんかね?
 
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馬鹿なこと言ってないで、撮影準備して。

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 おやおや、今度は土産物屋の船が近づいてきた。20年ほど前には金メッキした銅製の小さな壺を買った。これにガンジス川の水を汲んで日本に持って帰った。何に使うのか?って。ひどい便秘の時にこれを飲むと、いっぺんに腹が下って便秘が治るというわけだ。 

 まあ、それは冗談。当時、向山の善妙寺で写経の会の世話をしていたので、墨を摺るのに使ってもらった。はるばるインドから持ち帰った水なので、参加者全員に有り難がられた。
 
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 おっさん、船の中に商品を並べ始めた。ガネーシャのマトリョーシカに、山珊瑚の数珠。
 
 「ナヒン チャヒエ」。要らないから、あっちへ行け。もうすぐ日が昇るじゃないか。邪魔だ、あっちへ行け。

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 おやおや、お隣の船にも土産物屋が。商魂たくましいね~。

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 6時31分、ご来光。!!!!

 
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 いや~、何遍見ても、インドの太陽は美しく、神秘的な力を感じるね~。今はデジカメがあるからいいけど、以前は限られた数のフィルムしか持って来れなかった。それを太陽ばっかり2本も3本も撮して後から後悔したもんだ。いい時代になったもんだね。

 さあ、インドの自然は十分に堪能した。今度は人間の営みだ。(つづく)


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テーマ:海外旅行 - ジャンル:旅行

【 2016/06/15 06:44 】

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