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なまぐさ坊主の聖地巡礼

プロフィール

ホンジュン

Author:ホンジュン
日蓮宗の小さなお寺の住職です。
なにしろ貧乏なお寺ですので、松井秀樹や本田圭佑で有名な星稜高校で非常勤講師として2018年3月まで世界史を教えていました。
 毎日酒に溺れているなまぐさ坊主が仏教やイスラーム教の聖地を巡礼した記録を綴ってまいりましたが、これからしばらくは世界史のミラクルワールドをお届けします。

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ブッダ最後の旅ークシナガラ④

2月27日(土)

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 午後4時過ぎ、涅槃堂での参拝を終え、町中を歩いて最後の説法地へ。まあ、日本風に言えば門前町というところだが、そんなに沢山の店があるわけではない。これは、サトウキビジュース屋さん。


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 ピーナッツ屋さん。今回は買わないけど、インドのピーナッツは小さいけど美味いよ。

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 で、見つけたのがスナック菓子を売っている屋台。奥村君の薦めもあって、買うことにした。(写真を撮っている余裕が無かったんで、画像は借り物です)

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 スナック菓子は10袋がミシン目が入って一繋がり。値段を聞いたら1袋5ルピー(10円)。学校で自習させてる生徒達にはお土産にブッダガヤでブッダのコインを買ってるけど、何かいまいち物足りない気がしてたんで、これ幸い。80人分買ってもたったの800円。と言うことで、100袋500ルピーで買った。ところが、中身が壊れないように空気で膨らませてあるんで、100袋もあるとすごい嵩張ってしまい、自分で持って歩けない。ガイドのラケシュ君に持ってもらった。


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 これがお土産のスナック菓子。ヌードルスナックのハルディラム社のブジア。パッケージは違うけど、日本の駄菓子屋においてあるベビースターラーメンをぱくったんじゃないかと疑ってしまうほど中身は一緒。でも、味は全く違っていて、凄いスパイシー。僕は辛い物が好きなんで、ちょうどいい味。

 日本に帰ってから教室で生徒に配って、その場で食べてもらった。本当は教室でお菓子を食べるなんてもってのほかだけど、これはあくまでも世界史の授業で、インドの文化を体験する学習として行った(苦笑)。最初のうちは喜んで食べていた生徒も、辛いの苦手な子は顔真っ赤っ赤。口から火を噴いて、涙を流してた。

 インドを体験してもらえて、本当に安くて良いお土産でした。アマゾンでも売ってるから、是非一度試してみて。

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 このあと、前々回にお話しした最後の説法地を周り、荼毘【だび】塚(ラーマバール・ストゥ―パ)へ。

 ブッダの遺体は7日間手厚く供養されたのち、マッラ族の信者の手により静かに火葬され、やがて雨が降り注ぐと、そこには真っ白な骨のみが残されたそうだ。その場所に建てられているのがは荼毘塚。荼毘って、火葬することだよ。みんなで荼毘塚の周りをお題目を唱えながら右繞【うにょう】してお詣り。

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 荼毘塚のすぐ横手に流れているのがヒラニヤパティー川。漢訳経典では跋提河【ばつだいが】と呼ばれ、ブッダが最後に沐浴された川とされている。でも、『大パリニッバーナ経』ではカクッター川で最後の沐浴をされたことになっていて、どっちが本当、という疑問が残る。

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 写真はネパールのパシュパティナート寺院での葬儀風景。遺体は火葬にする前に川の水で浄められる。ヒラニヤパティー川がブッダが荼毘にふされた場所のすぐ近くにあるということは、ブッダの遺骸もこの川で浄められた可能性が高い。という訳で、僕はカクッター川はブッダが最後に沐浴された川、ヒラニヤパティー川は涅槃の後にブッダが沐浴された川との結論に達したんだけど、誰か詳しいことをご存じの方がおいでましたらご教授ください。

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 先ほどのヒラニヤパティー川の写真はトラベルサライからの借り物で、これが僕の撮した写真。これじゃ、川なのか水溜まりなのか、わかんないよね。実はゴミだらけで、精一杯ズームにして、ゴミの無い所を撮ったんだ。今は乾期で仕方がないと言えば仕方ないんだけど、仏跡地なんだからもっと綺麗にしといて欲しい。
 
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 僕たちがヒラニヤパティー川の見学をしていると、僕たちを見学するために沢山の子供が集まって来た。前にクシナガラに来た時もそうだったけど、近くの子供たちがお菓子を貰いに集まってくる。添乗員の奥村君が前持って配るためのお菓子を用意していたみたいだ。インドの人は順番を待つという習慣がなく、我先にとお菓子に群がって来る。それをきちんと並ばせて、順番にお菓子を配ってるところだけど、んっ、年寄りまでがちゃっかりと並んでる。おいおい、子供らを先にしろや。

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 最後に訪れたのが八分骨の地。大きな菩提樹があり、その下には仏像が安置されている。
 
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 近年この地だと比定されたというんだけど、決め手は何だったんだろう。なんか、疑問が残るな~。

ブッダが荼毘にふされた後、遺骨を独占しようとするマッラ族と分配を要求する王族との間で争いが起きた。これを調停したのがドーナ・バラモン。

 「きみらよ。聞け。わが一言を。われらのブッダは〈堪え忍ぶこと〉を説く方でありました。最上の人の遺骨を分配するために争うのは善くありません。きみらよ。きみらはすべて一致協力して、仲良くしてください。われらはともに喜び合って(ご遺骨を)八つの部分に分けましょう。」
 
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 ということで、遺骨は8つに分骨された。

 ① マガダ国のアジャータサットゥ王。
 ② ヴァイシャリーのリッチャヴィ族 。
 ③ カピラヴァットゥのシャカ族。
 ④アッラカッパ(チャラカルパ)のブリ(ブッラ)族。
 ⑤ ラーマガーマ(ラーマグラーマ)のコーリヤ(コーリタ)族。
 ⑥ヴェータディーパ(ヴァイシュトラ・ドゥヴィーパ)のバラモン。
 ⑦パーヴァーのマッラ族。
 ⑧クシナガラのマッラ族。

 ブッダの遺骨は仏舎利としてそれぞれの国の王によって持ち帰られ、ストゥーパが建立された。ヴァイシャリーで見た ブッダ・レリック・ストゥーパは、そのうちの一つとされている。

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 ブッダ最後の地をゆっくりと巡った後、午後5時に歩いてホテルに帰った。今日のお泊まりはロイヤル・レジデンシー・ホテル。平成20年にベナレスからカトマンズに飛ぶ予定がドタキャンされて、急遽クシナガラまで車を飛ばして、翌朝バイラワまで飛行機で飛んでネパールに入るという、とんでもない旅をした時にも泊まったホテル。

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 部屋もまずまず小綺麗。今日は7時30分にヴァイシャリーを出てあちこち回ったんで、くたくた。取り敢えずシャワーを浴びる。

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 午後7時、夕食。あっ、鍋だ。

 8年前は午後9時45分にこのホテルに着いて、翌朝6時にはネパールに向けて出発しているので、まったくこのホテルの記憶が無かったんだけど、鍋を見て記憶が蘇って来た。

 7時間も車をぶっ飛ばして着いたホテルのレストランの隅で食べた鍋。インドで鍋とは一旦は喜んだんだけど、下で炊いている炭火が弱くて、ぬるくて全く美味しくなかった。

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 ところが、今日の鍋は熱々。味付けも具材も日本風で、いや~これは美味い。自然と顔もほころびて、ビールが進む。お腹の調子も上々、ビール飲み過ぎました。

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 これ、お昼にも飲んだキングフィッシャー500ml缶。これが何本も出たんだけど。翌朝値段を聞いてびっくり。これ1本450ルピー、日本円で900円だよ。いくらホテルだからって、こんな高いのあるか。日本で買うよりも高いじゃないか。いい加減にしろ。 

 明日は2度目の祇園精舎。おやすみなさ~い。(つづく)


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テーマ:海外旅行 - ジャンル:旅行

【 2017/02/27 15:00 】

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