なまぐさ坊主の聖地巡礼
プロフィール
Author:ホンジュン
日蓮宗の小さなお寺の住職です。
なにしろ貧乏なお寺ですので、松井秀樹や本田圭佑で有名な星稜高校で非常勤講師として2018年3月まで世界史を教えていました。
毎日酒に溺れているなまぐさ坊主が仏教やイスラーム教の聖地を巡礼した記録を綴りながら、仏教や歴史について語ります。
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2月29日(月)
午後2時、昼食を済ませラクナウ駅に向けてホテルを出発。再び、インドの車窓より。早速、インドのギャルを発見。
カレー屋さん。
真ん中のおっちゃんお札をポケットに入れてるけど、スリに気をつけてね。右の三角屋根についてるマーク、逆の卍に点が4つ。これヒンドゥー教のマークだよ。
バイクが4台停まって入るところが、インディアン銀行のATM。なんか、やばそう。
スクーターの親子三人連れ。赤いスカーフで顔を覆っていると、魅惑的ですね~。
駅が近いのか、だんだんと道が混んできましたよ。
さらに、混んできました。
午後2時30分、ラクナウ駅に到着。駅舎はイスラーム建築の赤と白の立派な建物である。ウッタル・プラデッシュ州の州都の駅だけあって、写真に収まりきらないほど大きい。
まずは、僕らの乗る電車をパチリ。
インターシティ・エクスプレス(ICE)ラクナウ発アグラ行き。ICEはごく普通の急行列車。
A.C.Cはエアコン付座席のこと。インドの電車のエアコンは強か切りしかなく、エアコンをガンガン効かすので、時には震えていなければならないこともある。
鉄道の駅で荷物を運んでくれるポーターは日本では赤帽と呼ばれていたけど、インドは赤シャツ。現地ではクリーと呼ばれている。彼らは凄い身体能力を持っていて、資格認定試験で実際に行われた体力テストがなんと、40キログラムの荷物を担いで40秒以内に200メートルを疾走することなんだって。日本の赤帽さん、脱帽。

電車は午後3時55分、静かに走り出した。インドではアナウンスも無ければ、発車のベルもない。静かに静かに電車は動き出す。考えたら日本は忙しない国だ。インドの電車や飛行機は1時間、2時間の遅れは当たり前。ところが、今日はほぼ定刻通り。これでいけば、午後9時55分のアグラに到着する。ところがどっこい、そうはいかないのがインドだ。
順調に走っていたのは最初だけ。暫くすると停車。走り出したかと思うと、また停車。この繰り返し。日本だと遅れている理由がアナウンスされるけど、インドでは一切そういうことはしない。理由が分からないから、イライラしてくる。が、僕らのグループは慣れたもんで、インドはそんなもんだと思っているから、「また停まった」と言って、ニヤニヤ笑っている。
イライラして来そうになる僕らを救ったのがこの少年。日本人がよっぽど珍しいのか、僕らのところへやって来て、何か言っている。言葉が通じなくてもどかしい。お菓子をあげると嬉しそうな顔をして、お母さんに報告に行く。暫くすると、お菓子を返しに来た。きっとお母さんに「知らない人から物貰っちゃ駄目」って言われたんだろうね。お母さんのところと僕らのところを行ったり来たり。結局名前も分からなかったけど、この子のお陰で時間の経つのも、腹が減ったことも忘れることができた。ありがとうね。
アグラに近づいた頃に3時間遅れになっていることが分かり、急遽2つ前のラジャ・キ・マンディ駅で降りることにした。時間は午前0時10分。荷物は降ろしている暇はないので、ガイドのラケシュ君がアグラまで載って行って、降ろすことになった。
ホテルに着いたのが午前0時40分。奥村君の話では時間が余りに遅いので残念ながらセットメニューになっているということだったが、レストランに入ってみるとスタッフがちゃんと待っていてくれて、通常のバイキングを楽しむことができた。ダールカレーなど最高の味なのだが、腹が減りすぎたのと、遅い時間帯なので、今イチ食が進まない。
食事が終わったのが、午前1時30分。さっとシャワーを済ませ、ベッドに入ってバタンキュー。明日はいいいよタージ・マハルだ。お休みなさい。(つづく)
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