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なまぐさ坊主の聖地巡礼

プロフィール

ホンジュン

Author:ホンジュン
日蓮宗の小さなお寺の住職です。
なにしろ貧乏なお寺ですので、松井秀樹や本田圭佑で有名な星稜高校で非常勤講師として2018年3月まで世界史を教えていました。
 毎日酒に溺れているなまぐさ坊主が仏教やイスラーム教の聖地を巡礼した記録を綴ってまいりましたが、これからしばらくは世界史のミラクルワールドをお届けします。

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ブッダを訪ねてータージ=マハル

3月1日(火)

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 昨夜、いや今日の深夜に予定より3時間程遅れて着いたので、写真とる余裕無し。てな訳で、写真はネットからの借り物。なんとも立派なホテルは、Jaypee Palace Hotei。もちろん5ツ星。

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 出迎えてくれたガネーシャも、なんとも豪華。

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 玄関はアグラ城と同じ赤砂岩造り。

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 廊下がこれまた立派で、タージ=マハルと同じ白大理石造り。

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 中庭も凄い。なんせ庭園の広さが25エーカーだと。アラブの大富豪が奥さんにタージ=マハルを見せてやりたけど、ろくなホテルが無いってんで、自分でホテル建てちゃったんだってさ。部屋数が400以上、レストランは5つもある。ただ、難点が一つ。広すぎて部屋からレストランまでが遠く、途中で迷子になることだ。

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 レストランも当然のごとく凄い。

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 夜中の1時30分に夕食をとって、寝たのが2時30分。で、5時に起きたから、2時間半しか寝てない。そのうえ、昼食の時間との兼ね合いもあって今朝は出発が早いので、6時40分に朝食。これじゃ、なんぼご馳走が並んでたって、食べられないって。!

 ホテルを出てタージ=マハルに向かったのが、午前7時30分。人生で数回しか泊まれないような5ツ星ホテルの滞在時間がたったの7時間。風呂入って、飯喰って、糞して、寝ただけじゃんか。忌々しいインドの鉄道め、くそぉ。

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 15分ほどでタージ=マハルに到着。近年、工場から排出される亜硫酸ガスや自動車の排気ガスによる大気汚染の影響で、タージ=マハルの白い大理石が汚染と劣化の危機にならされている。というわけで、タージ=マハルから500m以内はガソリン車通行禁止。馬で行くか、ラクダで行くか、歩いていくか、電気自動車で行くしかない。電気自動車が一番ラクダということで、これに乗って入場ゲートに向かう。

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 タージ=マハルの入場券はQRチケット。入場料250ルピーに、ADAという考古学局に払う別料金500ルピーを足して750ルピー(1,500円)。でも、これは外人観光客の値段で、インド人はたったの30ルピーだってさ。この差はあんまりじゃないですか。

 でも、この値段は今月いっぱい。来月(2016年4月)から外国人1,000ルピーになるんだってさ。日本円で2,000円だから、それくらいいいんじゃないの、ってか。日本のお城で一番高い入場料取ってるのが姫路城だけど、それでも1,000円だからね。日本とインドの物価考えたら、やっぱり高過ぎる。

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 さあ、この赤砂岩の門をくぐれば、いよいよタージ=マハルだ。

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 じゃ~ん。あれっ、工事中かよ。ミナレットに足場が架けられてる。

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  無粋なんで、9年前に来た時の写真。この時は日曜日だったんで、滅茶苦茶な人の数だった。

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 今回は平日の朝一番ということで、人が少ないから、前回は取れなかったこんな写真も撮れた。水に映ったタージもいいね~。

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 人が少ないから、こんなアホなこともできた。

c0067690_189581 新 ムムターズ=マハル 新

 4本のミナレットがあるのでモスクだと思っている人がいるが、ムガル帝国第5代皇帝シャー・ジャハーンが愛するムムターズ・マハルのために造った霊廟、すなわちお墓だ。ムムターズ・マハルは本名アルジュマンド・バーヌー・ベーガム。ムムターズ・マハルは“宮廷の選ばれし者”という意味の称号。写真を見ての通りの可愛子ちゃんで、シャー・ジャハーンに愛されて18年間に14人の子供を産み、産褥【さんじょく】熱で37歳で亡くなった。おー、愛しのマハルちゃん、可哀想に。僕が君を愛していた証拠を見せよう、ということで、22年の歳月と2万人の職工に命じて造らせたのがタージ=マハル。恐らく世界で一番豪華なお墓だろう。でも、考えてごらん。お前が悪いんだろう。一夫多妻制で他にも奥さんはいたのに、ムムターズ・マハル一人に毎年のように子供を産ませて。本当に愛してるんだったら、もっといたわってやれば良かったんだよ。

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 いま、ムムターズ・マハルはタージ=マハルの中で、シャー・ジャハーンと並んで静かに眠っている。みんな一生懸命に写真を撮ってるんで言わなかったんだけど、このお墓はレプリカ。本当のお墓は地下にある。平成5年に来た時は地下にも入れてくれたんだけど、最近は入れてくれない。地下のお墓は撮影禁止だったんだけど、警備の兵隊さんが指一本立ててウインクしたんで、1ドルあげて写真撮らせてもらった。いい加減な国だけど、中国もパキスタンもみんな一緒。お堅いことは言わない。

 実はこの写真は前回撮したもの。今回も撮そうとしたら、ガイドのラケシュ君が、「撮影禁止です」とおっしゃる。「えっ、前来た時は撮せたのに」と言ったら、「ずっと撮影禁止です」って。前のガイドさん、そんな事言ってなかったけどな~。まあ、何回撮しても一緒だから、今回は撮すの止めた。


 それではしばらくタージ=マハルの写真をお楽しみ下さい。

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 さあ、次はアグラ城だ。(つづく)


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テーマ:海外旅行 - ジャンル:旅行

【 2017/06/12 06:33 】

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