fc2ブログ

なまぐさ坊主の聖地巡礼

プロフィール

ホンジュン

Author:ホンジュン
日蓮宗の小さなお寺の住職です。
なにしろ貧乏なお寺ですので、松井秀樹や本田圭佑で有名な星稜高校で非常勤講師として2018年3月まで世界史を教えていました。
 毎日酒に溺れているなまぐさ坊主が仏教やイスラーム教の聖地を巡礼した記録を綴りながら、仏教や歴史について語ります。

カテゴリ

最新記事

fc2カウンター

Facebook

月別アーカイブ

最新トラックバック

最新コメント

リンク

検索フォーム

RSSリンクの表示

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR

インド洋の真珠スリランカーフルーツ・紅茶・宝石

8月1日(火)

DSC02746_convert_20171002152703.jpg 

 午後1時20分、象の孤児院を出発しキャンディに向かう。30分ほど走った道端に果物屋があったので、目の保養と試食のために立ち寄る。色鮮やかなトロピカルフルーツが何種類も店先に並んでいる。

DSC02747_convert_20171002152847.jpg 

 無愛想なおばさんが突っ立っている。売る気あるんかな~。

P1040535_convert_20171002161820.jpg 

 お馴染みの黄色いバナナに、赤いバナナとグリーンのバナナ。これはあとから奥村君がみんなに配ってくれた。味の感想は後ほど。あと、オレンジに紫色のは何かわからない。

P1040536_convert_20171002161859.jpg

 スイカ、パイナップル、マンゴーに、象さんにあげたマンゴスチンは分かるけど、あとはさっぱり。

DSC02752.jpg  

 これは、森のバターと呼ばれるドリアンで、1個1,500ルピー(1,125円)。日本じゃ1個8,000円もするらしい。道理で食べたことないはずだ。

DSC02750.jpg

 おっさんに切ってもらって試食。 見てびっくり、嗅いでびっくり、味わってびっくりの3拍子と言われるとおり、タマネギの腐ったような嫌な臭い。こんなもんが美味いんかと、恐る恐る食べてみる。種の周りのクリームみたいなところが、なんとも美味い。でも、こんな臭いものを最初に食べた人はよっぽど腹減ってたんだろうね。

P1040540_convert_20171002162028.jpg 

 ドリアンを食べたあとの顔。なんとも複雑な顔してます。
  
DSC02753_convert_20171002155941.jpg 

 果物屋の店先にあった見事なオブジェ?奥村君は素焼きの何とかかんとか言っていたけど、ジャヤンさんに聞くの忘れた。ネットでいろいろ調べてみたけど、分からんかった。ご存じの方おいでたら、教えてください。

o0800060013577728753_convert_20171003142914.jpg
 
  午後2時15分、ギラガマ紅茶園(Geragama Tea Factory)に到着。

DSC02755_convert_20171003142239.jpg

 玄関先に見たこともない綺麗な花が咲いている。これはサンタンカ。和名は「山丹花」と言い、「三段花」とも書くそうだ。

DSC02756_convert_20171003142312.jpg
 
 こちらは赤いサンタンカ。花がみんな開くと、こうなるんだね。なんとも見事なもんだ。

DSC02757_convert_20171003142352.jpg

 これはジャスミンかな。「花の写真ばっか撮ってないで、中に入るよ。」「は~い。」

DSC02758_convert_20171003153345.jpg 
 
  さあ、工場見学です。「紅茶の神様」と呼ばれたジェームズ=テイラーが、スコットランドからキャンディにやってきた最初の目的は、コーヒー園を開くためだったそうな。セイロンティーの名は世界に知れ渡ってるけど、最初の頃はコーヒー栽培が盛んだったんだね。しかし、さび病でコーヒーの木のほとんどが枯れてしまい、テイラーは紅茶の栽培を試みた。これが成功し、キャンディはスリランカで最初の茶園となったんだってさ。

 まずは、摘み取った茶葉を並べて乾燥させる。

DSC02759_convert_20171003153423.jpg

 知ってるとは思うけど、紅茶も緑茶も同じ茶葉から作られる。中国からイギリスに茶が伝わった時は、イギリス人達は緑茶にミルクと砂糖を入れて飲んでたんだよ。ところがある時に船で運んでいた茶葉が自然発酵して真っ赤っかになっちゃった。高価な茶葉だから捨てるのはもったいないんで、飲んでみたらこっちのほうがイギリス人の口に合ったというわけだ。

DSC02760_convert_20171003153458.jpg

 水分が飛んだ茶葉を揉み込んでいく。

DSC02761_convert_20171003153605.jpg   

 ここで小さすぎる茶葉を振り落とす。下に落ちたやつが、ティーバッグになるんだよ。

DSC02764_convert_20171003153815.jpg 

 最後に大きさ別に仕分けられておしまい。

P1040548_convert_20171003155021.jpg 

 工場見学が終わったら、飲みたい訳ではないが試飲。標高400mから500mに位置するキャンディ地方で栽培されているのはローグロウンティー。渋みが少なく香りは控え目なので、ストレートで黒砂糖だけを入れて飲むと美味しいんだって。僕は紅茶はあんまり好きじゃないんで、よくわからん。

src_45498218_convert_20171003154848.jpg

 試飲したところが売店の中なんで買わないわけにもいかない。

DSC03351_convert_20171003154001.jpg 

 まあお土産用にということで、B.O.Pが50g1箱が500ルピー(375円)を8箱で27ドル。スリランカに来る前にお葬式を済ませてきた檀家のTさんが金沢のほうじ茶が好きだというんで、紅茶も好きかなってんで袋入りの大きなやつを7ドルで買った。これで義理土産が出来た。

DSC02768_convert_20171003165921.jpg

 午後2時55分に紅茶工場を出て、3時25分宝石博物館へ。スリランカは世界第4位の宝石産出国。なかでもルビーとサファイアが有名。僕は無性にブルーサファイアが好きで、日本を出る時から奥さんにブルーサファイアを買ってあげようと思って来た(奥さんには内緒)。このおっさんと商談を開始。

DSC03363_convert_20171003165959.jpg

 このネックレス、最初に提示された価格が7,200ドル。粘り強い交渉の結果、45%オフの4,000ドルでゲット。海外旅行で初めてカードを使った。あとから来た請求金額は45万円。

 酒呑んでもいないのに、えらい高い買い物をしたもんだ。結婚指輪以来の高いプレゼント。口に出して言えない奥さんへの感謝の気持ちですよ。(つづく)


↓ ランキング挑戦中  Brog Rankingのバナーをポチッと押してね!

スポンサーサイト



テーマ:海外旅行 - ジャンル:旅行

【 2017/10/03 17:23 】

インド洋の真珠スリランカ  | コメント(0)  | トラックバック(0)  |
<< インド洋の真珠スリランカーペラヘラ祭 | ホーム | インド洋の真珠スリランカー象の孤児院② >>

コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURL

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

 | ホーム |