なまぐさ坊主の聖地巡礼
プロフィール
Author:ホンジュン
日蓮宗の小さなお寺の住職です。
なにしろ貧乏なお寺ですので、松井秀樹や本田圭佑で有名な星稜高校で非常勤講師として2018年3月まで世界史を教えていました。
毎日酒に溺れているなまぐさ坊主が仏教やイスラーム教の聖地を巡礼した記録を綴りながら、仏教や歴史について語ります。
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8月5日(土)
これはヴィシュヌ神かな?青い身体をしていて、手が4本。後ろの左手には法螺貝を持ってるんでヴィシュヌ神に違いないと思うけどね。ただ一つ疑問があるのは、左手にいる鳥だけど、鶏冠はあるしどう見てもこれ鶏だよね。これがヴィシュヌ神の乗り物ガルーダだと言われても、今イチ納得がいかない。ヴィシュヌ神は仏教とあまり関係ないと思ったら、スリランカの仏教徒の間ではヴィシュヌ神はスリランカの守護神であり、かつ仏教の守護神として信仰を集めているんだってさ。
おやおや、とうとうガネーシャのお出ましですか。こうなったら、もう仏教寺院に参詣に来ているという感覚がありません。
ここからが、いよいよ本番の本堂。どでかいブッダ座像。一番右下にOさんが写ってるから、その大きさが分かるよね。
そんなにも広くない空間に仏像が犇めきあってるという感じですな。
壁画もあるからね。
当然、一対で立っておられる。
でも、この部屋に入ってからずっと何か違和感みたいなものを感じてるんだけど、何だろう?天井を見上げて、気がついた。これって、キリスト教会じゃん。
隙間なく空間を埋め尽くしている仏像と壁画。どなたさまかは知らないけれど、空中で手を合わせているおびただしい数の人間(?)
こちらは日本の金剛力士像にそっくり。このお寺は何でもありなんだ。
これは一体何でしょうか。アロエも載ってるけど、仏さまへのお供えなんでしょうね。ジャヤン君に聞くの忘れちゃいました。
このブッダ像はみんな微笑んでいて、並べ方もユニークですね。なんとなくジャワ島のボロブドゥールを思い起こさせます。行ったことはないけどね。(笑)
さあ、本日のクライマックス。ブッダの髪の毛を拝ませていただきます。なんでもバングラデシュで発見されたものが、ここに運び込まれたというのですが、まあ信じましょうね。
これが、その有り難い仏髪。白い綿の上に一筋黒いものが見えるけど、どうもそれが仏髪らしい。この仏髪を拝ませていただいた上に、お坊さんの手で頭に仏舎利をいただかせていただいた。
最後にお坊さんにおまじないの紐を腕に巻いてもらってお終い。現在の生きている上座部仏教を体験させてもらったわけだが、上座部仏教の新興宗教みたいで、違和感があった。坊さんと話す機会があれば、良かったのにね、残念。これで、スリランカの寺巡りはすべて終了。ご苦労さんでした。(つづく)
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午後5時過ぎに博物館を出て、最後の買い物のため雑貨店に少しだけ寄って、5時40分ガンガラーマ寺院に着いた。この寺はコロンボでも最大級の寺院で、改革仏教の指導者の一人であったヒッカドゥウェ・スマンガラ(1827~1911年)により設立された。割と新しいお寺で、格式のある伝統的寺院とは随分趣が違う。
おや、いきなりヒンドゥー教の神さまですか。6つの顔に12本の手、孔雀に乗ってるからスカンダかな。スカンダはシヴァ神の次男で、神軍の最高指揮官。仏教寺院なのになんでスカンダを祀ってあるんだという疑問もわくが、スカンダは仏教に取り入れられて韋駄天【いだてん】と呼ばれ、護法神となってるから、まあ許されるかな。韋駄天と言えば足の速い人のたとえにされてるよね。ちなみに、「御馳走」というのは、韋駄天がブッダのために方々を駆け巡って食物を集めたことから生まれた言葉なんだよ、知ってた?
これはヴィシュヌ神かな?青い身体をしていて、手が4本。後ろの左手には法螺貝を持ってるんでヴィシュヌ神に違いないと思うけどね。ただ一つ疑問があるのは、左手にいる鳥だけど、鶏冠はあるしどう見てもこれ鶏だよね。これがヴィシュヌ神の乗り物ガルーダだと言われても、今イチ納得がいかない。ヴィシュヌ神は仏教とあまり関係ないと思ったら、スリランカの仏教徒の間ではヴィシュヌ神はスリランカの守護神であり、かつ仏教の守護神として信仰を集めているんだってさ。
おやおや、とうとうガネーシャのお出ましですか。こうなったら、もう仏教寺院に参詣に来ているという感覚がありません。
でも、信者さんの捧げた灯明は何とも美しい。
ここからが、いよいよ本番の本堂。どでかいブッダ座像。一番右下にOさんが写ってるから、その大きさが分かるよね。
そんなにも広くない空間に仏像が犇めきあってるという感じですな。
なんか胸一杯になっちゃうね。
壁画もあるからね。
いつもならガードストーンに彫られているヤクシニーも、半端なくでかい。
当然、一対で立っておられる。
でも、この部屋に入ってからずっと何か違和感みたいなものを感じてるんだけど、何だろう?天井を見上げて、気がついた。これって、キリスト教会じゃん。
隙間なく空間を埋め尽くしている仏像と壁画。どなたさまかは知らないけれど、空中で手を合わせているおびただしい数の人間(?)
今までいろんなお寺にお参りしたけど、こんなにごちゃごちゃとした装飾は初めて見た。まるでシスティナ礼拝堂だね。スリランカにはポルトガル人がカトリックを持ち込んでるんで、その影響を受けたというか、キリスト教の要素を取り込んだんかも知れんな。個人的にはあまり好きじゃない。
中庭のダーガバ。ガードストーンが一対、しっかりと据えられている。
象牙が飾られたスタイルはキャンディの仏歯寺を思い出させる。柱の竜の彫刻はなんか中国っぽい。
こちらは日本の金剛力士像にそっくり。このお寺は何でもありなんだ。
これは一体何でしょうか。アロエも載ってるけど、仏さまへのお供えなんでしょうね。ジャヤン君に聞くの忘れちゃいました。
さあ、いよいよ宝物殿です。こちらはピッカピカ。
このブッダ像はみんな微笑んでいて、並べ方もユニークですね。なんとなくジャワ島のボロブドゥールを思い起こさせます。行ったことはないけどね。(笑)
このブッダ像にお供えされている左右の金ピカの蓮の花。一部分しか写ってないけど、僕のお寺にある常花【じょうか】と全く同じですね。
さあ、本日のクライマックス。ブッダの髪の毛を拝ませていただきます。なんでもバングラデシュで発見されたものが、ここに運び込まれたというのですが、まあ信じましょうね。
これが、その有り難い仏髪。白い綿の上に一筋黒いものが見えるけど、どうもそれが仏髪らしい。この仏髪を拝ませていただいた上に、お坊さんの手で頭に仏舎利をいただかせていただいた。
最後にお坊さんにおまじないの紐を腕に巻いてもらってお終い。現在の生きている上座部仏教を体験させてもらったわけだが、上座部仏教の新興宗教みたいで、違和感があった。坊さんと話す機会があれば、良かったのにね、残念。これで、スリランカの寺巡りはすべて終了。ご苦労さんでした。(つづく)
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