なまぐさ坊主の聖地巡礼

プロフィール

ホンジュン

Author:ホンジュン
日蓮宗の小さなお寺の住職です。
なにしろ貧乏なお寺ですので、松井秀樹や本田圭佑で有名な星稜高校で非常勤講師として2018年3月まで世界史を教えていました。
 毎日酒に溺れているなまぐさ坊主が仏教やイスラーム教の聖地を巡礼した記録を綴ってまいりましたが、定年退職した途端に喉頭蓋炎で入院。しばらくはその闘病記を綴っていきます。

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インド洋の真珠スリランカースリランカ最後の夜

8月5日(土)

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 午後6時15分、ガンガラーマ寺院を出て、15分余りで独立記念ホールに到着。

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 独立記念ホール(インデペンデンス メモリアル ホール)は、イギリスから自治領セイロンとして独立した記念として1948年2月4日に建てられた建造物。

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 この建物覚えてますか?キャンディの仏歯寺にあった「王の集会所」と呼ばれていた建築物でしたね。1815年、ここでキャンディ王国がイギリスの植民地となる調印式が執り行われている。実は独立記念ホールはこの「王の集会所」を模したデザインとなっている。イギリスに130年余り支配されたシンハラ人の悔しさが何となく分かるよね。

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 だいぶ薄暗くなって来てるので分かりずらいけど、記念ホールの周囲にはスリランカのシンボル的ライオンのオブジェが置かれている。

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 ホールの前にある像はドン・ スティーブン・ セナナヤケの像。彼はセイロンの独立運動を指導した建国の父であり、初代大統領でもある。

 ちょっとスリランカの政治も勉強しとこうか。1815年にスリランカを支配下においたイギリスは、"少数派"のタミル人を行政府官吏に重用して、"多数派"のシンハラ人を統治させる「分割統治」を行った。「分割統治」はイギリスがインドでもやった汚い政治手段。内部対立を煽ることで自国への反抗心を削ごうとするもので、その結果ヒンドゥー教のインドとイスラーム教のパキスタンに分離独立してしまう。この分割統治の結果、シンハラ人は貧しい農村でコメの生産などに従事する一方、タミル人のみが優れた教育を受け、官吏以外にも商人や資本家など社会的に高い地位を占めるようになった。これが後に民族間の確執へと発展する火種となってしまう。

 1951年にスリランカ自由党を創設したバンダラナイケは「シンハラ人優遇政策」を掲げ、1956年の選挙で圧勝。シンハラ語を唯一の公用語とするシンハラ・オンリー政策など急進的な政治を展開。タミル人はこれに強い反感を抱き、同年以降、シンハラ人との間で大規模な衝突が頻発。1983年には本格的内戦となり、2009年に内戦が終結するまでに約7万人が戦死、約28万人ものタミル人が国内避難民となるという悲劇となった。

 イギリスが自らの責任を認め謝罪したという話は聞いたことがない。それはスリランカ内戦だけの話ではない、パレスチナ問題もしかり。大英帝国が聞いて呆れるね。

 
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 午後7時15分、夕食。スリランカ最後の食事は海岸近くにあるSeaFish Restaurant & Bar。

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 みんなお腹がすいているのか、我先にと店内へ。

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人気の店なのか店内はかなり混んでいる。レストランというよりもバーと言ったほうが良いが、ブルーの照明でなかなかいい雰囲気だ。

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 まずは生ビールで乾杯したあとシーバースをロックで。しかし、今回の旅ではよく呑んだね~。いきなりバンコクの空港でちょっとしたつまみで呑んだのが37,000円。その後、昼食5回と夕食5回の飲み代が〆て109,980ルピー、日本円で82,210円。これ6人で呑んだんだからね。飲み代だけで一人20,000円だぞ。

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 さて、料理のほうは先ずはフカヒレスープ。かと思ったら、ビーフン。トウモロコシと卵のスープでした。
 
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 メインデッシュはワタリガニの唐揚げ、海老の天ぷら、烏賊リング。

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 それに、カジキマグロの香味焼き。日本と同じく四方を海に囲まれているだけあって、シーフードが絶品。なっちゃんはカジキマグロ2枚をペロリ。あとは要らないと言うんで、おつまみ用に烏賊リングを全部貰った。

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 食後のデザートは奥村君が途中で買ったランブータン。マレー語で〝毛の生えたもの〟という意味だそうで、何とも奇妙な果物だ。

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 皮を剥くとこんな感じ。楊貴妃が愛して止まなかったと言われているライチ(茘枝)や龍眼と同じ仲間で、味もよく似ている。

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 午後9時、レストランをあとに空港へ。午後9時30分、空港に到着。タイ国際航空TG308便はやや遅れて、午前1時30分テイクオフ。使用機材はエアバスA330-300。

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 スリランカ時間の午前1時55分、夜食。チキンカレー。
 
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 バンコク時間の午前6時にスワンナプーム空港に到着。バスでターミナルビルへ。ここで愛知県からおいでたIさんとお別れ。6日間も一緒にいたから、分かれる時についホロリ。

 午前8時55分、30分遅れでTG672便は大阪に向けてテイクオフ。使用機材はエアバス380-800。

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 午前9時20分、朝食。シーフードの焼きうどん。これが結構美味い。

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 奥さんはオムレツ。

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 旅の締め括りはやっぱりこれ。焼きうどんをつまみにダブルのロックを3杯。ほろ酔い加減で、午後4時20分関西空港に到着。乗り換え時間があまりないんで、入国手続きを済ませたあと、慌ただしく皆さんとお別れ。金沢組は午後5時14分発のはるか42号に乗車。新大阪駅でサンダーバード39号に乗り換えて、金沢に到着したのが午後8時56分。

 今回は6泊7日のわりと短い旅だったけど、中身の非常に濃い旅だった。なっちゃんとも本当の爺と孫の関係になれたし、点数つければ150点かな。

 2019年はミャンマーの予定。また来年の9時頃から旅行記アップしますんで、ご愛読のほど宜しくね。(おわり)

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テーマ:海外旅行 - ジャンル:旅行

【 2018/06/06 14:33 】

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