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なまぐさ坊主の聖地巡礼

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ホンジュン

Author:ホンジュン
日蓮宗の小さなお寺の住職です。
なにしろ貧乏なお寺ですので、松井秀樹や本田圭佑で有名な星稜高校で非常勤講師として2018年3月まで世界史を教えていました。
 毎日酒に溺れているなまぐさ坊主が仏教やイスラーム教の聖地を巡礼した記録を綴りながら、仏教や歴史について語ります。

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な、な、なんと、 ヤンゴン空港に北鉄バスが!!!!

8月18日(日)

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 午前9時15分、第1ターミナル南ウイングBCカウンター前に全員集合。金沢から来た12名に、愛知から2名、東京・神奈川から4名、それにいつもの添乗員O君を入れて、総勢19名が揃った。初めてお目にかかるのは5名だけ。あとはいつもの呑兵衛たちだ。

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 午前11時30分発の全日空813便でヤンゴンに向かう。使用機材はボーイング767-300。

 そうそう、ヤンゴンの昔の名前はラングーンで、ビルマの首都だったよね。1989年に国名をビルマからミャンマーに変更した時に、ヤンゴンに改称されたんだ。ミャンマーの首都だと思っている人が多いと思うけど、2006年から首都はネピドーに遷っている。

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 僕のシート番号は26Hで、また翼の上。午前11時30分、定刻通りにテイクオフ。

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 3年前のインドの旅では日本航空を利用したが、日本の航空会社を使うメリットは、何と言ってもエンターテインメントだ。日本語だから長時間のフライトも苦にならない。ウィスキーのダブルのロックをお願いし、笑福亭鉄瓶の「野ざらし」を聴きながらチビリチビリ。

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 午後1時30分、待望の昼食だ。「シーフードのトマト煮込みバジルソース」か「長野県産リンゴジュースでマリネした照焼チキンカレー」を選べる。ミャンマーでの食事はカレーが多くなるとは思ったが、僕はカレーを選んだ。

 このあとデザートにハーゲンダッツが出て、さらに「茅乃舎【かやのや】」のスープまで出た。全部美味しかったけど、太巻きは余計だったかな。  

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 予定よりも30分早く、午後3時35分ヤンゴン空港に到着。ミャンマーと日本との時差は2時間30分だから、日本時間では午後6時5分。フライト時間は6時間35分だ。

 おやっ、空港内に見慣れたオレンジ色のストライプのバスが停まっている(シャッターチャンスが無かったので、写真はネットからの借り物)。よく似たデザインのバスもあるもんだと思って、よくよく見ると、乗降口に「出口」と書いてあるではないか。そう、わが石川県の北陸鉄道のバス、それも「北鉄奥能登バス」だ。

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 このあと北鉄のバスを見かけることはなかったが、ミャンマーの街中にはほぼ当時のラッピングのままの日本の中古バスが溢れていた。パキスタンでも日本語が書かれた中古バスが走っていたけど、ミャンマーはその比じゃない。まるで昭和時代の日本製中古バスの博物館だ。

  もちろん塗装に金をかけたくないからそのまま使っているんだろうけど、それだけではないような気がする。ミャンマーの人々はきっと日本のことも、日本語も好きなんだ。日本での役目を終えたバスたちが、ミャンマーの人々に愛されて第二の人生を送り、ここで終焉を迎える。なんか涙が出そうになる。

 ミャンマー政府は2018年に右ハンドルの中古車の輸入を禁止した。あっ、ミャンマーは右側通行、左ハンドルね。だから、これだけ多くの日本の中古バスがミャンマーの道路を走っているのを見られるのは、あと数年の間だけなのかも知れない。

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ガイドのゼイヤ君

 午後4時7分、入国審査完了。空港で僕らを出迎えてくれたガイドさんはゼイヤ君。東京に留学した経験のある38歳の青年。日本語はまずまずかな。

 さっそく聞いてみたら、ミャンマーを走っている車の9割は日本車だそうだ。新車販売ではスズキがシェア52%と頑張っている。スズキはインドでもシェア50%以上を誇っており、なんともアジアに強いメーカーだ。

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 今回は特に欲しいものも無いし、ドルは持って来なかった。となると、チャット頼みなので、早速ゼイヤ君に両替してもらった。5000円札1枚がこれだけのお札になって、なんか得した気分。

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 これが計算書。5000円が65,000チャット(KS)。13チャットで1円。腹も減ったし、両替も済んだし、さあ晩飯喰いに行こうぜ。(つづく)


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テーマ:海外旅行 - ジャンル:旅行

【 2020/01/15 05:42 】

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コメント

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はじめまして。
494は私がバスを好きになったきっかけの
1番の愛バスです。
私もいつかヤンゴンで494と再会したい
って
淡ーい夢を抱いています笑
美音  *  URL[編集] 【 2022/01/10 07:54 】
--- Re: タイトルなし ---

美音さん

お読みいただきありがとうございます。日本の中古バスが走っているのは知っていましたが、地元のバスだったので感激しました。
また、ミャンマーに行けるといいですね。
ホンジュン  *  URL[編集] 【 2022/01/10 10:30 】

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