なまぐさ坊主の聖地巡礼
プロフィール
Author:ホンジュン
日蓮宗の小さなお寺の住職です。
なにしろ貧乏なお寺ですので、松井秀樹や本田圭佑で有名な星稜高校で非常勤講師として2018年3月まで世界史を教えていました。
毎日酒に溺れているなまぐさ坊主が仏教やイスラーム教の聖地を巡礼した記録を綴りながら、仏教や歴史について語ります。
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8月19日(月)
午前10時55分にシュエジーゴン・パゴダを出て、15分でティーローミンロー寺院に着いた。
1階部分には東西南北に向かって4体の仏像が安置されている。印相は右手指を下に向け地面に触れている降魔成道印だ。ブッダが悟りを開こうとする時に邪魔をしようとした悪魔を追い払った姿を表している。
これが最後の仏さま。お供えされている花は睡蓮だね。2階にも4体の仏像が安置されているらしいが、現在は2階に上がることは出来ない。
このお寺でミャンマーに来て初めて買い物をした。たった3.4センチしかない、小さなブッダ。これで3,000チャット。日本円でたったの230円。僕の守護仏にします。
もう一つ、お寺に入る前に土産物屋で買った砂絵。他にもいろんな絵があったんだけど、みんなに置いて行かれそうになって、慌てて決断した。向こうの言い値は22,000チャット(1,700円位)だったけど、12,500チャット(960円位)に負けさせてゲットした。40%オフだから、まずまずの買い物だ。今までの旅行では生徒達へのお土産で随分悩んだけど、退職したからその必要がなくなり、こんな楽なことはない。
ところで、この絵が何か分かるかな?これ、ミャンマー伝統の「八曜」の象徴となる動物を表した絵なんだ。「八曜」はミャンマーに古くから伝わる占星術の一種で、ミャンマーの人たちにとっては今でも生活の一部となっているそうだ。ミャンマーの人たちは、自分が何曜日に生まれたのかを必ず知っている。1週間は7日なのに、なんで8曜なの、と思うよね。実は、水曜日が午前と午後に分けて考えられているので、8つの曜日が存在するんだ。
「八曜日」には各々定められた方角、星座、守護動物が割り当てられており、ミャンマーの人たちは、自分の誕生日の曜日を非常に⼤切にしている。血液型占いのように、生まれた曜日によって、その人の基本的な性格や人生、さらには他人との相性なども決まってくると考えてるんだってさ。
ゼイヤ君に教えてもらった僕の誕生日は日曜日。日曜日の方角は北東、星は太陽、守護動物は鳥(ガルーダ)だって。砂絵は上が北になっていないので、北西の方角、左斜め上の絵が鳥だ。ガルーダと言えばヴィシュヌ神の乗り物でインドネシアやタイの国章になっている。なんか嬉しくなるね。
ネットで誕生日を入力すると自分の誕生日が分かるサイトがあるから、興味があったら試してみて。ちなみに、僕の性格は「自立心が旺盛な合理主義者」。日曜日生まれのあなたは物事に積極的に関わるタイプ。面倒見がよく、周囲の人々から頼られる存在ですが、少々自信過剰でお節介な所が玉に瑕。贅沢を好む傾向にあり、散財にはご注意を!!と出ました。
ほぼ、当たってますね。だけど、なまぐさ坊主ではあるが、決して贅沢は好みません(笑)。(つづく)
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午前10時55分にシュエジーゴン・パゴダを出て、15分でティーローミンロー寺院に着いた。
ティーローミンロー寺院は1215年にバガン朝第8代国王ナンダウンミャーがこの地で王位継承者に選ばれたことを記念して建てられた寺院で、高さ約46メートル、3層の構造を持つ荘厳な寺院だ。
父王のナラパティスィードゥーが5人の王子の中から後継者を選ぶ際、傘が倒れた方向に座っていた者を選んだというエピソードが残されており、ナンダウンミャー王は別名ティーローミンロー(傘の王)と呼ばれていた。そのため、この名称がついたといわれている。
父王のナラパティスィードゥーが5人の王子の中から後継者を選ぶ際、傘が倒れた方向に座っていた者を選んだというエピソードが残されており、ナンダウンミャー王は別名ティーローミンロー(傘の王)と呼ばれていた。そのため、この名称がついたといわれている。
実はさきほどの写真はネットからの借り物で、僕が写した写真はこれ。バガンでは、2016年8月にマグニチュード6.8の地震が発生し、多くの仏塔や寺院が被害を受けた。遺跡群の中でも特に大きく、多くの人で賑わうティーローミンロー寺院でも、上部が倒壊して修復作業が行われている途中だ。
バガンには3000を越えるパゴダがあると言われ、この地震で倒壊したパゴダも数多くある。ミャンマー政府は順次修復を進めているらしいが、財政的問題からなかなか難しいようだ。
バガンには3000を越えるパゴダがあると言われ、この地震で倒壊したパゴダも数多くある。ミャンマー政府は順次修復を進めているらしいが、財政的問題からなかなか難しいようだ。
1階部分には東西南北に向かって4体の仏像が安置されている。印相は右手指を下に向け地面に触れている降魔成道印だ。ブッダが悟りを開こうとする時に邪魔をしようとした悪魔を追い払った姿を表している。
次の仏像も表情は違うが、同じ降魔成道印だ。日本のお寺なら一番大事なご本尊を中心に他の仏像・菩薩像などが配置されるが、ミャンマーのお寺にはご本尊はないそうなので、4体の仏像はシュエジーゴン・パゴダと同じように「過去四仏」なんだろう、と勝手に解釈した。
この仏像の背後にはストゥーパが彫られており、この形式の仏像はインドのアジャンター石窟でも見たことがある。仏像が出現する以前はチャイティア窟(祠堂窟)の信仰対象はストゥーパのみであったが、仏像が登場するとストゥーパの前に仏像が置かれるようになった。
さっきの仏像とそっくりだけど、ちょっと違うよね。違いが分かるかな?そう、左手の上に小さな仏像が乗っている。どんな意味があるのか、ゼイヤ君に確認するの忘れた。なんせ、かなりのスピードで拝観してるからね。ティーローミンロー寺院の拝観時間はたったの25分。ツアーの悲しさ。じっくり見るときは個人旅行でないとね。
これが最後の仏さま。お供えされている花は睡蓮だね。2階にも4体の仏像が安置されているらしいが、現在は2階に上がることは出来ない。
壁画も一部見ることが出来たが、傷みがかなり激しい。
このお寺でミャンマーに来て初めて買い物をした。たった3.4センチしかない、小さなブッダ。これで3,000チャット。日本円でたったの230円。僕の守護仏にします。
もう一つ、お寺に入る前に土産物屋で買った砂絵。他にもいろんな絵があったんだけど、みんなに置いて行かれそうになって、慌てて決断した。向こうの言い値は22,000チャット(1,700円位)だったけど、12,500チャット(960円位)に負けさせてゲットした。40%オフだから、まずまずの買い物だ。今までの旅行では生徒達へのお土産で随分悩んだけど、退職したからその必要がなくなり、こんな楽なことはない。
ところで、この絵が何か分かるかな?これ、ミャンマー伝統の「八曜」の象徴となる動物を表した絵なんだ。「八曜」はミャンマーに古くから伝わる占星術の一種で、ミャンマーの人たちにとっては今でも生活の一部となっているそうだ。ミャンマーの人たちは、自分が何曜日に生まれたのかを必ず知っている。1週間は7日なのに、なんで8曜なの、と思うよね。実は、水曜日が午前と午後に分けて考えられているので、8つの曜日が存在するんだ。
「八曜日」には各々定められた方角、星座、守護動物が割り当てられており、ミャンマーの人たちは、自分の誕生日の曜日を非常に⼤切にしている。血液型占いのように、生まれた曜日によって、その人の基本的な性格や人生、さらには他人との相性なども決まってくると考えてるんだってさ。
ゼイヤ君に教えてもらった僕の誕生日は日曜日。日曜日の方角は北東、星は太陽、守護動物は鳥(ガルーダ)だって。砂絵は上が北になっていないので、北西の方角、左斜め上の絵が鳥だ。ガルーダと言えばヴィシュヌ神の乗り物でインドネシアやタイの国章になっている。なんか嬉しくなるね。
ネットで誕生日を入力すると自分の誕生日が分かるサイトがあるから、興味があったら試してみて。ちなみに、僕の性格は「自立心が旺盛な合理主義者」。日曜日生まれのあなたは物事に積極的に関わるタイプ。面倒見がよく、周囲の人々から頼られる存在ですが、少々自信過剰でお節介な所が玉に瑕。贅沢を好む傾向にあり、散財にはご注意を!!と出ました。
ほぼ、当たってますね。だけど、なまぐさ坊主ではあるが、決して贅沢は好みません(笑)。(つづく)
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