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なまぐさ坊主の聖地巡礼

プロフィール

ホンジュン

Author:ホンジュン
日蓮宗の小さなお寺の住職です。
なにしろ貧乏なお寺ですので、松井秀樹や本田圭佑で有名な星稜高校で非常勤講師として2018年3月まで世界史を教えていました。
 毎日酒に溺れているなまぐさ坊主が仏教やイスラーム教の聖地を巡礼した記録を綴りながら、仏教や歴史について語ります。

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インレー湖②ーインデインのパゴダ群

8月22日(木)

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 午後1時30分に食事を終え、歩いてインデインの遺跡に向かう。スコールの後なので道がぬかるんでいて滑る。おまけにビールを飲んでいるので、やや足許がふらつく。ここで転んだら大変なので、皆さんそろりそろりと忍び足。

 パオ族の住居だろうか、竹で造られている。右手の小さい建物は恐らくトイレだろう。そのすぐ横に畑があるというのは、なんとも合理的だ。

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 ゆるい勾配の回廊がずーーっと続く。その長さ660m。浅草雷門から続く仲見世通りは250m。だから、その3倍ちかくもある。ギリシア風の白い柱が延々と続いているが、その数403本もあるそうだ。

 参道の両側には土産物屋が並んでいるが、ほとんど客がおらず、閑古鳥が鳴いている。

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 10分以上歩いて、ようやくパゴダの立ち並ぶエリアに出た。白いパゴダはまだ新しいようだが、その他のパゴダはかなり崩落が進んでおり、植物に覆われてしまった物も点在している。

 この遺跡は長年外国人の立ち入りが認められていなかったが、遺跡の維持や修復のために外貨が必要となり、比較的近年に観光が認められたそうだ。まったくと言っていいほど整備が進んでいないが、かえって趣きがあり、雰囲気はいい。

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 インデインではブッダ入滅後200年頃に、アショーカ王が聖骨を祀るためにこの地に仏塔を建立したと言われている。なんぼ多くのストゥーパを建てたアショーカ王でも、ミャンマーまで来て仏塔を建てたはずはない。しかし、ミャンマーの人はそれを信じて疑わないようだ。実際には、概ね14世紀から18世紀に建てられているそうなので、タウングー朝(1531~1752年)時代のものが中心になっているようだ。

 様式もバガンのものとは全く違うものもあり、ヨーロッパのゴシック建築のように天に突き刺すように尖塔が聳えている。途中で折れ曲がっている姿が痛々しい。

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 こちらのブッダ像は比較的新しいもののようだ。

 ここまで来るとリタイア組が増えてきた。なにせスコールの後なので蒸し暑い。その上、食事の際にいつも通りビールを飲んでいるから、息が切れる。「もう充分見たから、ここで待ってる」と、階段に腰をおろして動こうとしない。もうあと一息で一番上にあるパゴダ群に出る。僕は自分に鞭を打って、重い足を引きずりながら階段を上った。

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 階段を登り切ったところにパゴダが林立している。まるで剣山のようだ。
 
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 インデインのパゴダの数は1054。バガンのその数は3000とも言われているが、インデインのほうが密度が濃い。途中で諦めた連中にその素晴らしさを説明しても、どうせ「そう」の一言だろうな。

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 インデインのパゴダは個人が寄進したものだそうで、このパゴダが古いものを修復したのか、最近新しく寄進されたものなのか、区別がつかない。遺跡群の中に新しいものを建てることは、文化財保護の観点から見れば御法度だ。だけど、ミャンマーの遺跡は、現在も生き続けている聖地なのだ。

 パゴダを修復すると功徳が積めると、ミャンマーの人は考えている。15万円も出せば、中規模のパゴダを1基修復出来るそうだ。修復すると大理石のプレートに名前書いてもらえるらしい。僕も1基修復しようかとも考えたが、自分のお寺を修復するのに莫大な金が要り、そんな余裕はないと気づいた。

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 その聖地でインスタ映えを狙って、ふざけている奴がいる。(笑)

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 インデインで見つけたガルーダ。日曜日生まれのシンボル。なんか鶏みたいだ。

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 汗だくになってレストランに戻った。便意をもよおし、お店のトイレを借りた。

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 おやっ、トイレットパーパーが切れてる。

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 僕に与えられたのはバケツに入った水だけ。手動ウォシュレットだ。これで自らのウンを掴めってか。冗談じゃない。次のチャンスを待つことにした。クソッ。(つづく)

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テーマ:海外旅行 - ジャンル:旅行

【 2020/03/31 05:40 】

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