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なまぐさ坊主の聖地巡礼

プロフィール

ホンジュン

Author:ホンジュン
日蓮宗の小さなお寺の住職です。
なにしろ貧乏なお寺ですので、松井秀樹や本田圭佑で有名な星稜高校で非常勤講師として2018年3月まで世界史を教えていました。
 毎日酒に溺れているなまぐさ坊主が仏教やイスラーム教の聖地を巡礼した記録を綴りながら、仏教や歴史について語ります。

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チラスの夜も大宴会!!

8月24日(木)

 午後3時半、セリーナホテルを出てチラスへと向かう。ギルギットの町を出てすぐに、三日前の土石流の跡があった。道路上の土砂は重機によって片付けられているが、道路の両側にはとんでもない量の土砂が残っている。民家13戸が押し流されたそうだ。

 フンザのホテルで出会った日本人のグループは、二日前にチラスのほうからギルギットへと向かい、ここで足止めをくった。バスが通れる訳がないので、フンザから迎えに来たバスに乗り換えるため、重いスーツケースを引き摺りながら、土砂の上を2時間も歩かされたそうだ。いやはや、大変な所へ来たもんだと、つくづく思う。それにしても我々はなんと運がいいのだろう。
 そのグループは大変な苦労をして、くたくたになってフンザに着き、眠ろうとしたけど、外が騒がしくて眠れなかったそうだ。誰だ?夜中に騒いでいた奴は!

 すんません、僕たちで~す。てな訳で、今朝、そのグループにこっぴどく叱られちゃった。ごめんなさ~い。

2006_0824シルクロード 本淳0391 

 1時間ほど走って、バスはギルギット川とインダス川の合流点に出た。ここはカラコルム山脈、ヒンドゥークシュ山脈、ヒマラヤ山脈が出合う所でもある。

2006_0824シルクロード 本淳0388 
ヒマラヤ山脈

2006_0824シルクロード 本淳0389 
カラコルム山脈

2006_0824シルクロード 本淳0390
 ヒンドゥークシュ山脈

 カラコルム山脈とヒンドゥークシュ山脈は岩山であるが、ヒマラヤ山脈だけは緑がある。

 2006_0827シルクロード 本淳20007

 そこから暫くバスを走らせると、今度はナンガパルパット峰(8,125メートル)が見えてくる。多くの遭難者を出し、「魔の山」として恐れられた世界第9位の高峰だ。

2006_0827シルクロード 本淳20011 

 次々と展開される壮大な景色に、旅の疲れも癒される。

 ライコット橋を渡ってから、インダス川はバスの右手を流れるようになった。川底へ転落するという恐怖からは解放されたが、左手にカラコルム山脈が迫り、今度は落石の恐怖にさらされることになる。途中、崖崩れの工事で少し待たされたが、午後7時20分ようやくチラスのホテルに到着した。

 チラスのホテルはシャングリラ・インダス・ビュー。シャングリラは桃源郷のこと。ホテルの裏手をインダス川が流れてはいるものの、名前とは大違い。

2006_0827シルクロード 本淳20018 2006_0827シルクロード 本淳20013

 部屋には刑務所のような南京錠が掛かっていて、これを手のひらに収まり切らないほど馬鹿でかい鍵で開けるのだが、なかなか開かない。部屋にはクーラーは無く、これまた馬鹿でかい扇風機で涼をとる。

2006_0827シルクロード 本淳20017 

 トイレは流れたものの、シャワーをすればお湯はすぐ出なくなってしまう。おまけに、お隣のFさんの声がまる聞こえ。なんとも風情のあるいいホテルだ。

 夕食時、驚いたことに禁酒の国なのにビールが出ている。と思ったら、オランダ製のノンアルコール・ビールだ。日本から持参した焼酎をホテルのスタッフに見つからないようこっそりと入れて、ちゃんとした(?)ビールにしてから頂戴した。

チラスの宴会 

 夕食が終われば、もちろん庭で二次会。鯖缶に裂き烏賊、焼酎・日本酒・ウィスキーで乾杯。明日はやや都会のホテル。人目があって晩飯時には酒は飲めないだろうと、杯、いや紙コップを重ねて、チラスの夜は更けていった。(つづく)


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【 2013/11/25 08:39 】

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