FC2ブログ

なまぐさ坊主の聖地巡礼

プロフィール

ホンジュン

Author:ホンジュン
日蓮宗の小さなお寺の住職です。
なにしろ貧乏なお寺ですので、松井秀樹や本田圭佑で有名な星稜高校で非常勤講師として2018年3月まで世界史を教えていました。
 毎日酒に溺れているなまぐさ坊主が仏教やイスラーム教の聖地を巡礼した記録を綴りながら、仏教や歴史について語ります。

カテゴリ

最新記事

fc2カウンター

Facebook

月別アーカイブ

最新トラックバック

最新コメント

リンク

検索フォーム

RSSリンクの表示

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR

イスタンブール1日目 その4

 8月3日(土)
 
DSC00227.jpg   DSC00232.jpg
 午後3時に昼食が終わって、次は地下宮殿。入口は近くにあるので、また歩いていくのだが、ブルーモスクの前 になんとオベリスクが2本建っているではないか。なんで、イスタンブールにオベリスク?帰ってから調べたら、写真の左がテオドシウス1世のオベリスク。395年、彼の死後、ローマ帝国は東西に分裂するんだが、彼が390年にルクソールのカルナック神殿にあったトトメス3世のオベリスクを運ばせたものなんだって。ここはもと競馬場で、そのトラックnの内側に建てさせたそうだ。あんまり大きいから3つに切って運ばせたそうで、現存しているのは一番上の部分で、25.6mある。こんな所でエジプトの遺跡が見れるなんて、ラッキー!!でも、これって皇帝の権力乱用、略奪ですよね。パリにあるオベリスクは、エジプトのムハンマド=アリーがフランスの援助に対するお礼としてプレゼントしたものだからいいけど、エジプト政府は返せと言ってないのかなあ?右は、ビザンツ帝国の皇帝コンスタンティヌス7世が建てたものだそうだ。

  DSC00251.jpg  DSC00248.jpg
 さあ、地下宮殿に入ります。地下宮殿と言っても、本当は地下の貯水池。4世紀のコンスタンティヌス帝から6世紀のユスティニアヌス帝の時代に造られたものだという。林立する大理石の柱がライトアップされていて、なんとも幻想的で美しい。黒海に近い水源から19㎞かけて水が運ばれ、スルタン達ののどを潤したそうだ。柱はもともと336本あったが、今は246本。中に土台部分にメドゥーサの顔が使われているものがある。顔が逆さまになっているけど、恐らくメドゥーサの魔力を封じ込めるためなんだろうね。

DSC00239.jpg 

 貯水池だから当然今でも水が貯まっているけど、鯉らしき魚がたくさん泳いでいた。こんな光のない世界に住んでいて、目は退化してないんだろうか。

DSC00265.jpg  

 午後4時50分。イスタンブール名物グランドバザールです。店の数は4400軒、小さな店がひしめきあっている。買い物時間は1時間。自分の土産はエジプシャンバザールで買うと決めているので、ここでは奥さんの買い物につきあう。日本語の呼び込みの声が飛び交う中、よさそうな店を探すんだけど、あんまり奥に入り込むと、迷子になってしまいそうで、いい加減のところで手をうった。有名なトルコランプは持って帰るの大変そうだし、パス。

DSC00257.jpg 

 知人用に手書きのタイル11枚。

 DSC00262.jpg

 陽気な兄ちゃんの店で干し無花果とドライフルーツの詰め合わせを大量に買った。重たいから持って帰るの大変。門の近くのトイレに入ったら、1リラ取られちゃった。お金取るんだったら、もっと綺麗にしとけ!

 このあと、トルコといったらトルコ石ということで、宝石店に行った。でも、トルコ石はインドやパキスタンなんかで随分買ったから、奥さんもあまり買う気がない。宝石ショッピングは値切り交鈔に醍醐味がある。宝石そのものに興味はないが、交鈔に成功して、向こうの言い値の半分位で買えると良い気分なってしまう。これが癖になって、ついつい宝石店では交鈔したくなってしまう。でも、奥さん買う気がないから、することがない。他の奥さん方が一生懸命交鈔しているが、なかなか決まらない。

 時計を見ると、もう午後6時をまわっている。ちょっと、急いでくださ~い。僕の買い物出来なくなってしまいま~す。
 4月に星稜高校で世界史を担当している4クラスの生徒達に自己紹介した時に、1学期の成績良かったら、トルコのお土産買ってくるね、と約束した。赤点の子が一人も出なかったので、約束を守らなければならない。4クラス150名分のお土産。事前にネットで検索した結果、エジプシャンバザールにある「エドまっちゃんの店」で買うことに決めた。エジプシャンバザールはホテルから歩いて5分の所にあるが、明日日曜日はお休み、今日の開店時間は午後7時まで。

DSC00266.jpg
 
 間に合うかどうかハラハラしながらホテルに帰ると午後6時25分。慌ててエジプシャンバザールへと走った。「エドまっちゃんの店」は48番。バザールの門から入って一番奥のほうに見つけた。

DSC00270.jpg 

 店主の名前がエルドゥアン。日本人観光客がダウンタウンの松本人志に似ている(写真見ても分かると思うけど、全然似てない)というので、つけたあだ名がまっちゃん。てな訳で、「エドまっちゃんの店」だそうだ。店を出るときにはネオンサインが消されてしまっていたので写真撮れなかったけど、漢字で「薄利多売の店」と書いてある。

DSC01225.jpg 

 店に飛び込んで、早速まっちゃんと交鈔だ。予算は1個50円、150個揃えることが出来る商品を捜してもらった。5㎝角のマグネット付タイルを勧められたが、1個2リラ(110円)。げっ、それじゃ総額15,000円を超えてしまう。粘りに粘って、他の物も買うからということで、1個50円にしてもらった。この時は何とか土産が買えた安堵感で気がつかなかったんだけど、1個30g、総重量4.5㎏ある。これがあとから問題を起こすことになるとは夢にも思わなかった。

DSC00268.jpg 

 生徒の土産が終わったんで、今度は自分の土産、これも予定通り、キャビアと唐墨。地下に降りて、試食させて貰った。ネットで読んだ記事では、スプーン1盃ずつ3種類のキャビアが試食出来るとあったが、景気が悪くなったんだろうか、耳かきみたいなスプーンで試食させてくれた。

DSC01217.jpg   
  買ったのは1缶4,500円のキャビアと、唐墨の小1,900円4本と大3,000円1本。唐墨は日本で買う値段の半分ぐらいだ。唐墨はその場で真空パックに、キャビアは保冷剤を入れてくれたけど、日本に帰るのは6日後、大丈夫かな?(その後ホテルに着く度に冷蔵庫に入れて持って帰ったけど、何の問題も無く、美味しく頂きました)。

DSC01231.jpg 

 あと、アラビア語でアッラーと書かれたタイル5,000円。うちの奥さんは息子の嫁さん2人にトルコ石のヘッドを買うべく、まっちゃんと交鈔。「高~い。もっと安くしてよ。」これに対してまっちゃん、「うちの店では、高いという言葉は通用しません。」だって。お見事です。

DSC00428.jpg 

 店を出たのが午後7時20分。名刺頂戴しました。店の若い衆、残業させてご免ね。さあ、晩飯だ。  
 
 午後8時、バスに乗ってGARミュージックホールへ。

DSC00426.jpg 

 ガード下にあり、なんだか場末のミュージックホールという感じで怪しげだが、老舗らしい。アベノミクスの影響で円安になったんで、奥村君一番安いナイトクラブにしたんじゃないかな(あとで聞いたら、ラマダーンのために他の店はやっていなかったそうです)。品の悪そうな団体客がたくさん入っている。(まあ、人が見れば我々も品の悪い団体に見えるかな?) 

DSC00272.jpg
  
 まずは食事。前菜が運ばれてきたが、おつまみにはぴったり。中でも皿の右側に乗っているのが、石川県名物の粉糠鰯(こんかいわし)にそっくりな味。この味だったらビールでは物足りない、という訳でラク(ラキ)を注文した。

DSC00274.jpg DSC00276新

 60°もある酒なんで水で割って飲むが、水を入れると白く濁るので、“ライオンのミルク”と呼ばれている。独特の匂いがあって、割らないほうがいいかも知れない。その後、いくつか料理が運ばれて来たけどイマイチ。特にメインは鯖を注文したんだけど、これがパッサパサで美味くない。

DSC00374.jpg DSC00421.jpg
 
 食事が半ばまで進んだところで、いよいよショーが始まった。民族舞踊とベリーダンスを交互に鑑賞したが、当然お目当てはベリーダンス。二人の踊り子が出て来て踊ったんだけど、トリは赤いドレスを着た若いほうの子。なかなか可愛い子で、動きが速いんだけど、腰が振れていない。前座として出て来た黒いドレスの踊り子は、かなりの年齢(30代後半位かな)で、下腹も出ている。しかし、妖艶な舞で、腰も腹も筋肉を自在に動かし、顔の筋肉まで動いていた。折角技術があるのに、年齢でトリを譲っているんだろうけど、その悔しさが滲み出ている踊りでした。ホテルに帰ったのが午後10時30分。まあ、もりだくさんの一日で疲れました。おやすみなさ~い。(つづく)

スポンサーサイト



【 2013/11/01 18:30 】

トルコ・ウズベキスタン  | コメント(0)  | トラックバック(0)  |
<< イスタンブール1日目 その3 | ホーム | イスタンブール2日目 その1 >>

コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURL

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

 | ホーム |